新入社員研修

PROSPECTIVE EMPLOYEE TRAINING

新入社員研修とは

新入社員研修は、新入社員に対して社会人意識を醸成し、ビジネススキルの習得や組織の一員としての意識付け、組織内での関係構築を促す研修です。

研修の目的は3つあり、1つ目は新入社員の「早期戦略化」です。人材不足やデジタル技術の発展による働き方の流動化など、企業を取り巻く環境は激しく変化しています。新入社員にも、1日も早い成長と独り立ちが求められているのです。

2つ目は「社会人としてのマインドセット」です。中には学生気分が抜けきらず、社会人としての自覚が足りない新入社員もいるでしょう。新入社員研修は、ビジネスパーソンとしての責任を果たし、成果をあげさせるために必要な知識を学ぶ第一歩なのです。

そして3つ目は「横のつながりの構築」です。失敗や障壁が多い新入社員が、それらを乗り越える力となるのが同期の存在。研修を共にすることで絆を深め、円滑に業務を進められるよう良い関係を構築させるのも目的です。

企業によっては内定者を対象にした「内定者研修」を行うところもあります。入社前に働くイメージを持たせ、労働への意欲向上を目的にしているのに対し、「新入社員研修」は会社員としてのミッションや規則を理解し、働く上で必要なスキルを実践的に身につけさせるのが狙いです。入社後に行うことで会社の雰囲気をよりリアルに感じながら、仕事の具体的なイメージを持って研修に取り組めるというメリットがあります。

 

新入社員研修で実施されるプログラムは以下のようなものが挙げられます。

新入社員研修のプログラム

新入社員によくある課題とアプローチ

「新入社員研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。

  • 社会人および企業・組織の一員としての意識を持たせたい
  • 社会人の基本スキルを定着させ、早期に一人前のビジネスパーソンになってほしい
  • 同じチームの仲間とコミュニケーションを取って、良い関係を構築してほしい

社会人および企業・組織の一員としての意識を持たせたい

学生から社会人へのマインドセットを行い、社会人の責任の大きさと、自社の社風・風土・社内ルール・規則を理解させたい、という課題です。

企業・組織の一員としての意識が足りなければ、責任を持った振る舞いができず、会社や他の社員の信頼を失う事態を引き起こしかねません。社会人としての自覚や責任を持つことで、業務に対して前向きに取り組もうという意識が芽生えるでしょう。

セゾンパーソナルプラスでは、研修を通じて「新入社員に求められる意識・スキル」の習得を目指します。責任の重さや自社のルール、規則を理解させることが、仕事に臨む姿勢やビジネスパーソンとしての思考の獲得に直結するでしょう。

スキルを養う研修プログラム例

社会人の基本スキルを定着させ、早期に一人前のビジネスパーソンになってほしい

社会人としての基本的な常識・マナー・スキルが備わっていないため、ビジネスパーソンとしてふさわしくない身だしなみで出勤したり、お客様に失礼な応対をしてしまう、という課題です。

この課題は、ビジネスマナーの必要性が十分に伝わっていないことに起因します。また、アルバイト経験や社会の一員としての経験が少ないことも、ビジネスパーソンの適切な言動が分からない原因の一つだと考えられます。

解決策として、セゾンパーソナルプラスでは「ビジネスパーソンとしての振る舞い方」、「ビジネスマナー」、「基本動作」を習得させ、社会人基礎力を向上させることで早期戦略化を目指します。

スキルを養う研修プログラム例

  • ビジネスパーソンとしての振る舞い、基本的なマナー、基本動作を習得する
  • 社会人基礎力について理解を促し、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」を向上させる

同じチームの仲間とコミュニケーションを取って、良い関係を構築してほしい

先輩・上司に適切な報告や相談ができないために、ひとりで悩みを抱え込んでしまったり、必要なサポートや助言が得られず失敗してしまう、という課題です。

仕事を円滑に進めるために他者と連携を取ることは非常に重要です。適切なコミュニケーションが行われないと業務に支障をきたすのはもちろん、本人もモチベーションが低下し、早期離職につながりかねません。

この課題は、誰とどんなコミュニケーションを取ったら良いか分からないという悩みが根底にあります。またそもそも先輩・上司への「報連相」の重要性を認識していないということもあるでしょう。

解決策として、セゾンパーソナルプラスでは「報連相研修」「コミュニケーション基礎研修」を実施します。報連相の重要性の根本理解と、コミュニケーションの本質理解を促し、誰とどのようなコミュニケーションを取るべきか、実践しながら習得を目指します。

スキルを養う研修プログラム例

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新入社員研修の基本カリキュラム

1日目

研修のゴール

社会人としての必須スキルであるビジネスマナーとコミュニケーションスキルの取得を図る。

オリエンテーション
  • 自己紹介
  • 研修の目的と進め方
  • 新入社員に求められる意識・スキル

自己紹介では、アイスブレイクを取り入れながら場を温めます。 研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を確認します。 新入社員が習得しておきたい、これから学習するスキルを確認します。

社会人としての仕事の進め方・報連相
  • 社会人としてのマインドセット
  • 社会人としてあるべき姿を考える
  • 報告、連絡、相談の重要性

仕事をする上で、社会人として必要なマインドやあるべき姿・振る舞い方を確認します。 チームメンバーと円滑に業務を進めるために重要な「報連相」について理解を深めます。

社会人としての基礎スキル①ビジネスマナー
  • 対面のビジネスマナー
  • 電話のビジネスマナー
  • 文書のビジネスマナー

社会人として求められるビジネスマナーについて学習します。 対面、電話、文書(Eメール)において、それぞれ必要とされている基本動作について、具体的な事例を用いながら解説、ロールプレイングを重ねて習得を図ります。

まとめ
  • 学習内容のまとめ
  • 質疑応答

学習内容を振り返ります。質疑応答を通じて疑問点の解消を図ります。

2日目

研修のゴール

コミュニケーションスキルの強化と、チームの成果に貢献するための基本行動の習得を図る。

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オリエンテーション
  • 前日の振り返り
  • 研修の目的と進め方

前日の学習内容について振り返りを行い、再定着を図ります。 研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を改めて確認します。

社会人としての基礎スキル②コミュニケーション基礎
  • 【ワーク】コミュニケーションワーク
  • コミュニケーションとは
  • コミュニケーションの具体的手法

社会コミュニケーションの必要性を体感するワークを行います。 ワークを振り返りながら、コミュニケーションとは何かについて改めて考えます。 コミュニケーション力を向上するための具体的な手法(聴く・話す)を具体的な事例を交えながら学習し、習得を図ります。

社会人としての基礎スキル③チームワーク
  • 【ワーク】チームワークとは
  • チームワークに必要な要素
  • チームに貢献するための具体的行動

チームワークに関するゲームを行います。 ワークの振り返りを通じて、チームワークを高めるために必要な要素について確認し、チームの一員として、チームの成果向上のためにどのような行動が必要になるのかを考えます。

まとめ
  • 学習内容のまとめ
  • 質疑応答

学習内容を振り返ります。質疑応答を通じて疑問点の解消を図ります。

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新入社員研修実施例

仕事の基礎スキルを中心に、早期戦力となる人材を育成

新入社員研修で大切なのは、社会人の土台となる基本的なビジネススキルの習得と、社会人としての意識の醸成です。しかし、業界や業種、企業によっては必要なスキルが異なり、自社に合った方法で研修を行う必要があります。

セゾンパーソナルプラスでは、まず個々の企業様の事情に応じて新入社員に求める状態を一緒に定めたうえで、その状態に最短距離で到達するための無駄のない研修プログラムをご提案します。その一例として、複数の事業所を展開する通信会社様に新入社員研修を導入いただいた事例を以下にご紹介します。

事例

  • 都市部で複数の事業所を展開する通信会社様
  • 従来の新入社員研修は人事や先輩社員のみで実施しており、投資対効果の面で外部の研修会社への委託を検討していた。
  • 昨年度の新入社員の離職率が前年度を上回るなど、オンボーディングに取り組む必要性が高まっていた。
  • 新入社員に対して自社のミッションやビジョンについて簡単な説明のみで終わっており、理解が浸透している状態とは言えなかった。
  • これらの課題を解決するために、セゾンパーソナルプラスと共同でプログラム構成を検討した。
  • プログラムの構成は、ビジネススキルを付与するよりも、会社に対するロイヤルティや同期の絆を深めることに比重を置いた。
  • 同時に経営者や先輩社員を巻き込んで、相互理解を図りながら会社全体の絆を深めることを目的とした。
  • 経営者による会社のミッション、ビジョンに関するレクチャーを実施する。
  • 先輩社員に複数名参加してもらい、チームワークゲームや研修後の懇親会を通じて会社全体のコミュニケーション強化を図る。
  • 自身の強みや弱みをプレゼンするプレゼン大会を行い、相互理解を図る。
  • セルフマネジメント(主にストレスに対する対処法やレジリエンス)を学習させる。
  • 同期や研修に参加した人々との関係が深まり、会社への愛着心が高まった。
  • 自分のプレゼン発表を聞いてもらうことで、社会人としてこれから働いていくことに自信がついた。
  • セルフマネジメントの方法を学び、苦しいことがあっても簡単には折れずに頑張ろうという意識が芽生えた。

研修実施までの流れ

1.お問い合わせ

人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

  • 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
  • すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
  • 【問い合わせ先】
    お問い合わせフォームはこちら
    メールでのお問い合わせ:hr-info@saison-psp.co.jp
    お電話でのお問い合わせ:東京オフィス:03-5992-1186/大阪オフィス:06-7660-2171
    受付時間:平日 10:00~17:00

メール応対アセスメント実施までの流れ

2.ご相談・お打ち合わせ

当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。

  • 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
  • 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
  • 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します

3.研修プランのご提案

お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。

  • ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
  • 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
  • ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます

4.研修の準備

研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。

  • 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
  • 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
  • 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります

5.研修実施

貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。

  • 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
  • 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します

6.研修終了後のフォロー

研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。

  • 研修報告書(研修結果、改善点、講師からの所感、など)を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
  • 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します

よくある質問

セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか?

「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。

研修の費用はいくらですか?

基本料金:1日あたり238,000円(税抜)~
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます(問い合わせフォームよりご相談ください)
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません

1日ではなく短時間で実施することはできますか?

はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。

最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか?

通常は1~2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。

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