上級管理職（部長・トップリーダー）研修
SENIOR MANAGER TRAINING
上級管理職（部長・トップリーダー）研修とは
上級管理職とは部長やトップリーダーなど、経営の中核を担う立場にいる方のことです。上級管理職（部長・トップリーダー）研修では、財務に関する基礎的な知識や経営戦略の策定方法などの学習を通じて、経営者視点を養うことをねらいます。
今日企業を取り巻く経営環境は目まぐるしく変化し、安定した成長が見込めない時代となっています。そのなかで上級管理職には、的確な事業戦略を打ち出し、企業の競争優位性を高めることが求められています。その基礎として財務的な知識が必要になるほか、自社・他社の環境分析のスキル、新事業立ち上げ経験などが必要とされます。同時にこの時期は、トップビジネスパーソンとしてのキャリアビジョンを改めて考えるタイミングでもあります。
セゾンパーソナルプラスの研修では、部長などのトップリーダーが経営者視点を養い、企業を牽引する存在となるための知識・スキルを身につけるとともに、キャリアについて改めて考え、より充実した仕事人人生をプランニングするきっかけを提供します。
上級管理職（部長・トップリーダー）研修で実施されるプログラムは以下のようなものが挙げられます。
上級管理職（部長・トップリーダー）研修のプログラム
経営分析研修
会社経営に携わるうえで必要となる、客観的かつ多角的な経営分析の方法を習得する
経営戦略研修
厳しい経営環境の中で、持続的に競争優位性を確保するための経営戦略構築方法を習得する
人事管理研修
従業員に能力を発揮させ組織全体の生産性向上を図るために、管理職として実施すべき人事管理の方法を習得する
セカンドキャリア研修
人生100年時代のマルチステージ化の社会における人生設計の方法を習得する
- 目次
- 上級管理職（部長・トップリーダー）研修によくある課題とアプローチ
- 上級管理職（部長・トップリーダー）研修の基本カリキュラム
- 上級管理職（部長・トップリーダー）研修実施例
- 研修実施までの流れ
- よくある質問
上級管理職（部長・トップリーダー）によくある課題とアプローチ
「中級管理職（課長・マネージャー）研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。
- 経営に携わるうえで必要な財務分析に関する実践的な知識を習得させたい
- 経営戦略から具体的な施策や行動に落とし込むスキルを習得させたい
- 上級管理職をより次元の高いトップビジネスパーソンとして成長させたい
経営に携わるうえで必要な財務分析に関する実践的な知識を習得させたい
財務分析を行うには、財務諸表の読み方や基本的な経営分析の手法を身につけることが課題となります。変化の激しい現代にあっては、状況に応じて素早く戦略を立て直す必要があり、それができない場合、企業の成長や生産性が著しく低下することになります。リーダーの戦略立案力不足は、企業の存続にも関わる重篤な問題といえます。
各種分析や戦略立案の方法はさまざまありますが、パズルのように条件を当てはめれば分析ができる、戦略が作れるといったものではありません。複数の手法を駆使し試行錯誤を繰り返すことで、戦略立案力が向上していきます。
セゾンパーソナルプラスの研修では、財務情報や非財務情報を元に客観的に分析する手法を学ぶほか、ワークを通じて実際に分析を行い、研修後の業務に生かす道筋を作ります。
スキルを養う研修プログラム例
- 経営分析研修
- 財務諸表の概要、経営の基礎力として財務諸表の読み方のポイントを習得する
- 損益計算書や貸借対照表などから読み取れること、押さえるべき数字について学ぶ
経営戦略から具体的な施策や行動に落とし込むスキルを習得させたい
構築した戦略を施策や計画に落とし込んでいくためには、施策への具体的な落とし込み方や施策実行を担う人材のマネジメントについて理解することが課題となります。
経営戦略の実現には、戦略に紐づく具体的な施策とその実行計画が不可欠です。また施策実行を担う人材をいかに確保するかについても考える必要があります。上級管理職にはヒト・モノ・カネをバランスよくマネジメントし、中長期的な視点をもって施策を進めていくリーダーが不可欠なのです。
セゾンパーソナルプラスの研修では、具体的な戦略構築の手法を理解するとともに、実際にワークを通じて練習を行い、知識の定着化を図ります。
スキルを養う研修プログラム例
- 経営戦略研修
- 代表的な経営分析手法を使って、経営戦略を策定していく手順を学ぶ
- 実際の事例や自社の数字を使って、実際に経営分析を行う
- 人事管理研修
- 採用・育成・評価を通じて、従業員の能力を発揮させる方法について学ぶ
- 採用・育成・評価に関する具体的な方法についても学ぶ
上級管理職をより次元の高いトップビジネスパーソンとして成長させたい
トップビジネスパーソンを育成するためには、上級管理職に対して適切なキャリア設計、高いモチベーションの維持、具体的行動の促進が課題になります。
一定の成功を収めたビジネスパーソンは、より一層の成長へのモチベーションが低下してしまうケースも少なくありません。本人の成長が止まり、相対的に創出する価値が減ってくるだけではなく、上級管理職のこのような姿勢は組織のメンバーのモチベーションも削ぐ結果となってしまいます。
この研修ではキャリアの棚卸しとセカンドキャリア構築の必要性を理解させたのち、実際に自身のキャリアの棚卸しを行い、新たなステージの可能性に気づかせます。具体的にキャリア設計の手法を学び、実践してもらいます。
スキルを養う研修プログラム例
- セカンドキャリア研修
- 「人生100年時代」といわれる今日、退職後のライフプランを作る重要性を理解させる
- 退職後のライフプラン、老後の準備などを整えるために必要な考え方や手順を学ぶ
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
上級管理職（部長・トップリーダー）研修の基本カリキュラム
1日目
- オリエンテーション
-
- 自己紹介
- 研修の目的と進め方
- 上級管理職に求められるスキル
- 上級管理職スキル①経営分析
-
- 経営分析とは
- 多角的な経営分析手法
- 上級管理職スキル②経営戦略
-
- 経営戦略とは
- 経営戦略のための環境分析
- 経営戦略構築
- 経営戦術への落とし込み
- まとめ
-
- 学習内容のまとめ
- 質疑応答
2日目
続きを見る- オリエンテーション
-
- 前日の振り返り
- 研修の目的と進め方
- 上級管理職スキル③人事管理
-
- 人事管理とは
- 人事管理①人材採用・育成
- 人事管理②人事評価・配置
- 人事管理③職場の阻害要因の特定と解消
- 上級管理職スキル④セカンドキャリア
-
- 自律的な人生設計の必要性
- マルチステージの選択肢
- 人生設計
- まとめ
-
- 学習内容のまとめ
- 質疑応答
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
上級管理職（部長・トップリーダー）研修実施例
部長に求められる経営視点に関する理解を深め、現場のトップとして戦略の落とし込みや人材マネジメント力を高める
上級管理職（部長・トップリーダー）として必要なマネジメントスキルや戦略立案力は、課長職までの業務では自然に身につけることはできません。上級管理職には課長までとは大きく異なる役割が求められており、まずはそれを理解することが必要です。
セゾンパーソナルプラスの研修では課長クラスからの意識転換を促し、部長に求められる新たな能力・スキルを理解させ、その習得を目指します。
このような取り組み事例として、大手サービス業のお客様にセゾンパーソナルプラスの上級管理職（部長・トップリーダー）研修を導入いただいた例を以下にご紹介します。
事例
- 導入企業
- 多角的経営を行う大手企業様
- 研修実施の経緯
- 本企業では多数の部門を抱えていたが、部門数に対して部門長となる人材が不足しており、一部の人だけが複数の部門を兼務していた。
- 今後、安定的に経営を行っていくために、部門長となるべく人材を増やそうという意向があった。
- 副部長や次長といった、当社では中間管理職にあたる人々の中から、複数の部門長候補を選定し、中期的な教育により将来の部門長育成を図るべく、セゾンパーソナルプラスへ相談があった。
- 候補選定にあたっては、候補者全員に対するスキルアセスメントや昇格試験、役員面談が実施された。
- 選抜された20名程度の部門長候補に対し、経営に携わるトップリーダーとしての部門長育成を図るために本研修サービスを受講いただいた。
- 実施した研修プログラム
- 部門長に必要な意識と行動、スキルの確認
- 経営分析のアプローチ学習
- 人事管理、労務管理のポイント習得
- 組織を一つにするためのチーム作りの方法の習得
- 研修後の調査から見えた効果（アンケート、店舗評価、ヒアリング調査などから集計）
- 現場のトップリーダーである部門長としての責任感が醸成された
- 経営方針を配下の部門に戦術として落とし込んでいくための具体的手法を体得できた
- 現場の意識や行動を統一するために行う行動ポイントや注意すべき点への気づきを持てるようになった
研修実施までの流れ
1.お問い合わせ
人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
- ポイント
- 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
- すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
【問い合わせ先】
お問い合わせフォームはこちら
メールでのお問い合わせ：hr-info@saison-psp.co.jp
お電話でのお問い合わせ：東京オフィス：03-5992-1186／大阪オフィス：06-7660-2171
受付時間：平日 10:00～17：00
2.ご相談・お打ち合わせ
当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。
- ポイント
- 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
- 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
- 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します
3.研修プランのご提案
お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。
- ポイント
- ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
- 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
- ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます
4.研修の準備
研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。
- ポイント
- 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
- 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
- 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります
5.研修実施
貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。
- ポイント
- 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
- 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します
6.研修終了後のフォロー
研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。
- ポイント
- 研修報告書（研修結果、改善点、講師からの所感、など）を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
- 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します
よくある質問
セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか？
「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。
研修の費用はいくらですか？
基本料金：1日あたり238,000円（税抜）～
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます（問い合わせフォームよりご相談ください）
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません
1日ではなく短時間で実施することはできますか？
はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。
最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか？
通常は1～2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。