電話クレーム対応研修
HANDLE COMPLAINT TRAINING
電話クレーム対応研修とは
電話クレーム応対研修は、電話応対時に寄せられるクレームへの適切な対処方法を身につける研修です。電話応対業務に従事しているオペレーターの方やその管理者の方々を対象にしています。
電話クレームに対して苦手意識を持っているオペレーターは多くいます。電話で受けるクレームは相手の顔が見えないため、クレームが大きくなりがちです。ほかにも、対応時間が長くなることからセンターの業務効率が低下する、オペレーター自身のスレトスも向上し、離職につながる、といった問題をはらんでいます。
「クレーム(claim)」とは、直訳すると「主張」「請求」という意味で、一般的には商品やサービスに対する不満や不平のことを表します。一方で、自社で気付けなかった課題やサービス向上のヒントになる意見も得られることが多く、適切に対応することで顧客のロイヤルティ(愛着心)を高めることもできます。
コールセンターに寄せられるクレームに適切に対応するためには、クレームの本質や発生原因のほか、対応の具体的なステップについて知ることが課題となります。
セゾンパーソナルプラスの研修では、顧客心理に沿った具体的なクレーム対応の方法などを実践的に学習し、対応力向上につなげます。さらに、商品やサービスの改善につながるクレームのポジティブな側面やその本質などについても理解を深められます。
電話でのクレーム対応によくある課題とアプローチ
「電話クレーム対応研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。
- クレームの本質を理解し、応対力を高める必要性を理解させたい
- クレーム応対を円滑に進めるための手順を理解させたい
- クレームに適切に対応するための実践スキルを習得させたい
クレームの本質を理解し、応対力を高める必要性を理解させたい
自社に寄せられたクレームに適切に対応するためには、まずはクレームの本質や対応力を高める必要性を理解し、その重要性を深く知ることが課題となります。
クレームにはさまざまな種類があり、主なクレームは下記のようなものが挙げられます。
・商品の使い方やサービス利用方法がわからないために電話をしてくる問い合わせに類するもの
・商品やサービスが期待を裏切ったといった不満
・従業員の顧客応対や会社の不祥事などに対する不満
・嫌がらせや暇つぶしのためのクレーム
いずれのクレームも自社の商品やサービスの課題が表に現れたものだと捉えることで、社内では気づかなかった改善点や新しいアイデアのもとに転換することが可能です。またクレームに適切に対応することで、顧客の心をつかみ、ファンにさせるチャンスともなります。
セゾンパーソナルプラスの研修ではクレームの原因や性質について学ぶとともに、クレームの重要性や価値、クレーム応対の心構えなどについて理解を深めます。
スキルを養う研修プログラム例
- クレームについて学ぶ
- クレームの原因や性質、対応力を高める必要性や心構えなどについて学ぶ
クレーム応対を円滑に進めるための手順を理解させたい
クレームを収束させるためには、クレーム応対の正しい手順や各ステップの意味を理解することが重要です。
適切な対応が取れない場合は、クレームはまた別のクレームを誘発するだけではなく、企業の評判を落とすことにもなりかねません。
例えば、感情が高ぶっている相手に対してとりあえず謝罪するのはNGとされます。心がこもっていないと受け取られ、怒りを増長させることもあります。こういった際に身につけておきたいのが「部分謝罪」です。何について謝罪するのかを明らかにしながら、はっきりと謝ることがポイントとなります。
謝罪をしたうえで、相手の話を聞く段階に進みます。その際身につけておきたいのが「傾聴」のスキルです。顧客の気持ちを鎮めると同時に、真の要望を理解するうえでもしっかり聞くことが求められます。このように電話でのクレーム応対には確立されたステップを踏みつつ、顧客に応じて臨機応変に対応することも必要です。
セゾンパーソナルプラスの研修では応対の基礎となる手順を理解し、さらに各段階のポイントを明らかにしながら実践的な学びに結びつけます。
スキルを養う研修プログラム例
- クレーム応対の基本
- クレームを収束させる基本の流れや要望を引き出す方法などについて学ぶ
クレームに適切に対応するための実践スキルを習得させたい
適切なクレーム応対スキルを身につけるには、正しい手順を理解するだけではなく、陥りがちな失敗などから実践的な学びを得ることも必要です。
クレーム応対の現場では、教科書通りに話が進むことは稀です。イレギュラーに対しても適切に対応するためには、失敗例などを通して改善点を考え、クレーム応対の本質を理解し、実践力を養うことが求められます。
こうした本質を理解しないままでは、多様なクレームそれぞれに適切に対応することが難しくなるでしょう。
セゾンパーソナルプラスの研修ではうまく対応できなかった実際の応対音源を使って、どのように対応すべきだったのかを考える演習を行います。さらにロールプレイングを通じて考察を踏まえた応対練習を行い、実践的なスキル強化につなげます。
スキルを養う研修プログラム例
- クレーム応対実践演習
- クレーム応対に失敗した実際の音源をもとに改善点を考える
- ロールプレイングや意見交換を通じて、実践的なスキルを身につける
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
電話クレーム応対研修の基本カリキュラム
- オリエンテーション
-
- 自己紹介
- 研修の目的と進め方
講師や受講者同士で自己紹介を行います。 研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を確認します。
- クレームとは
-
- クレームの原因と性質
- クレーム応対力を高める必要性
- クレーム応対に対する心構え
クレームにはさまざまな原因と性質があることを理解します。 クレーム応対力を高めることで、お客様や取引先の自社に対するロイヤルティ(愛着心)向上につながることや、クレーム応対をするに当たっての望ましい心構え等について理解を深めます。
- クレーム応対の基本(クレームを収束させるための流れ)
-
- お詫び(部分謝罪)
- クレーム確認(傾聴)
- 内容確認(質問)
クレームを収束させるための基本的なステップについて確認します。 ご迷惑やご心配をおかけしたことに限定してお詫びをする「部分謝罪」や、相手の言い分に口を挟まずに聴く「傾聴」、適切に状況を把握する「質問」等について、ステップに沿って応対ポイントを理解します。
- クレーム応対実践演習
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- 事例研究
- ロールプレイング演習
クレームの望ましくない応対音源を聞き、どのように改善していくかを考えます。 その応対シーンにおけるクレーム応対のロールプレイング演習を通じて、スキルの習得、向上を図ります。
- まとめ
-
- 学習内容のまとめ
- 質疑応答
学習内容を振り返り、質疑応答を行います。 学習内容を今後どのように活用するかを考えて発表し、実践に向けた動機づけを図ります。
電話クレーム対応研修のその他カリキュラム
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
研修実施までの流れ

1.お問い合わせ
人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
- ポイント
- 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
- すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
【問い合わせ先】
お問い合わせフォームはこちら
メールでのお問い合わせ:hr-info@saison-psp.co.jp
お電話でのお問い合わせ:東京オフィス:03-5992-1186/大阪オフィス:06-7660-2171
受付時間:平日 10:00~17:00

2.ご相談・お打ち合わせ
当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。
- ポイント
- 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
- 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
- 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します

3.研修プランのご提案
お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。
- ポイント
- ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
- 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
- ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます

4.研修の準備
研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。
- ポイント
- 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
- 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
- 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります

5.研修実施
貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。
- ポイント
- 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
- 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します

6.研修終了後のフォロー
研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。
- ポイント
- 研修報告書(研修結果、改善点、講師からの所感、など)を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
- 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します
よくある質問
セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか?
「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。
研修の費用はいくらですか?
基本料金:1日あたり238,000円(税抜)~
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます(問い合わせフォームよりご相談ください)
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません
1日ではなく短時間で実施することはできますか?
はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。
最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか?
通常は1~2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。