経営分析研修
BUSINESS ANALYSIS TRANING
経営分析研修とは
経営分析研修は経営に携わる上級管理職やその候補の方、経営分析手法について学びたい方を対象に、経営分析の手法を学び、身につける研修です。
経営者は経営分析を行って経営戦略をつくり、戦略の実現を通じて企業を成長させることが求められます。経営分析は「正解がない」といわれており、簡単に習得できるスキルではありません。実際には財務情報を読み込み、市場の動向や競合の動きなども合わせて検討し、さまざまな手法を駆使して分析を進めます。ポイントはセオリー通りに行えば回答が出るといったものではないことです。試行錯誤し経験を積むことで、有効な分析ができるようになります。そのため新任経営層のスキル強化の意味でも、後継者育成の意味でも、計画的に経営分析の知識・スキルを身につけさせ、実践を積ませることが重要になります。
セゾンパーソナルプラスの研修では、まず客観的データを使って経営分析を行うことの意味、経営分析の役割などを学びます。さらに、4つの代表的な経営分析手法についての知識を学んだうえで、実際の決算書を使って、分析を行い、実践力を身につけます。
経営・財務分析によくある課題とアプローチ
「経営分析研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。
- 客観的なデータに基づいた経営分析の必要性について理解する
- 事例を用いながら4つの視点から行う多角的な経営分析手法の習得を図る
- 自社の経営数字をもとに、経営分析を行い、自社の強みや課題を明らかにする
客観的なデータに基づいた経営分析の必要性について理解する
経営分析の概要について理解し、習得させるには、客観的なデータに基づく経営判断の重要性を理解することが課題となります。
企業経営とは正解のない取り組みであり、緻密に経営分析を行ったからといって正しい判断を下せるとは限りません。しかしそれは客観的データは無駄といった意味ではありません。データに基づく経営分析を行うことで、たとえ判断が間違っていたとしても、失敗の理由を分析し、改善策を素早く導き出し、リカバリーすることが可能になります。データに基づく経営分析を行っていない場合、失敗から学ぶことができない、同じ失敗を繰り返すといった問題が発生します。
この研修では経営分析の意義と役割について学び、経営分析に重要な4つの視点など、具体的な分析手法を身につけていきます。
スキルを養う研修プログラム例
- 経営分析とは
- 経営分析は経営者として最低限分析すべき内容であることを、経営分析を実施する目的と併せて理解する
- さまざまな企業や事業について経営分析することで得られる効果について学習する
- 経営分析を実施するうえで必要な資料や数値の見方を学ぶ
事例を用いながら4つの視点から行う多角的な経営分析手法の習得を図る
実践的な経営分析スキルを身につけるには、経営数字を多角的に分析するための手法を学ぶことが課題となります。
上級管理職が経営分析手法を身につけていないことで、分析ができない、判断ができない、判断の再現性がないといった問題が生じます。
この研修では代表的な経営分析の手法として、①収益性分析(売上高総利益率など)、②安全性分析(自己資本比率など)、③生産性・効率性分析(総資本回転率など)、④成長性分析(売上高増加率など)について学び、上級管理職の経営力向上につなげます。
スキルを養う研修プログラム例
- 多角的な経営分析手法
- 4つの視点(①収益性分析、②安全性分析、③生産性・効率性分析、④成長性分析)を経営分析の場面で活用するために、それぞれの手法に適した場面や具体例を用いた分析の進め方を学ぶ
自社の経営数字をもとに、経営分析を行い、自社の強みや課題を明らかにする
実際に経営分析を行うためには、いかに実践的な経営分析の機会をもつかが課題となります。
経営分析手法は学んだだけでは、実際に有効な経営分析結果を導くことは難しいでしょう。実践機会がない場合、正しい分析ができないだけではなく、結局、勘や経験に頼るだけの経営判断に戻ってしまいます。
この研修では自社の数字を使って経営分析を行い、他社のケーススタディだけではわからない分析の難しさやつまづくポイントなどを理解します。研修中に疑問点をクリアするなど、より実践的な手法の理解を促します。また、自社の課題を具体的に抽出することで、翌日からの業務に生かす道筋をつけます。
スキルを養う研修プログラム例
- 自社の経営分析
- 自社の財務諸表などから数字を拾い、実際に分析するワークを通して、実践力を身につける
経営分析研修の基本カリキュラム
ご要望や課題、受講対象者、ご予算によって、お客様に合った研修プログラムをオーダーメイドでご提案いたします。
- オリエンテーション
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- オリエンテーション
講師や受講者同士で自己紹介を行います。 研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を確認します。
- 経営分析とは
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- 経営分析の目的、経営分析の4つの視点
- 経営分析に使用する数字指標
客観的なデータで経営分析を行うことの目的や、経営分析の4つの視点について理解します。 経営分析を行ううえで必要となる数字指標や財務諸表について、知識の習得(確認)を図ります。
- 多角的な経営分析手法
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- ①収益性分析(売上高総利益率 等)
- ②安全性分析(自己資本比率 等)
- ③生産性・効率性分析(総資本回転率 等)
- ④成長性分析(売上高増加率 等)
経営分析手法の4つの視点について、具体的な事例を用いながら理解を深めます。 ①では、企業がどの程度利益を上げることができているのかを分析する手法を理解します。 ②では、財務上の安定性や健全性をどの程度保っているのかを分析する手法を理解します。 ③では、資本等をどの程度活用することができているのかを分析する手法を理解します。 ④では、売上等の変動具合から企業の成長度合いを分析する手法を理解します。
- 自社の経営分析
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- 【ワーク】自社の経営分析
学習事項を踏まえて、客観的データに基づく自社の経営分析をワークとして行い、自社の経営上の強みや課題を明確にします。
- まとめ
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- 学習内容のまとめ
- 質疑応答
学習内容を振り返り、質疑応答を行います。 学習内容を今後どのように活用するかを考えて発表し、実践に向けた動機づけを図ります。
経営分析研修のその他カリキュラム
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
研修実施までの流れ

1.お問い合わせ
人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
- ポイント
- 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
- すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
【問い合わせ先】
お問い合わせフォームはこちら
メールでのお問い合わせ:hr-info@saison-psp.co.jp
お電話でのお問い合わせ:東京オフィス:03-5992-1186/大阪オフィス:06-7660-2171
受付時間:平日 10:00~17:00

2.ご相談・お打ち合わせ
当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。
- ポイント
- 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
- 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
- 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します

3.研修プランのご提案
お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。
- ポイント
- ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
- 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
- ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます

4.研修の準備
研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。
- ポイント
- 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
- 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
- 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります

5.研修実施
貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。
- ポイント
- 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
- 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します

6.研修終了後のフォロー
研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。
- ポイント
- 研修報告書(研修結果、改善点、講師からの所感、など)を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
- 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します
よくある質問
セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか?
「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。
研修の費用はいくらですか?
基本料金:1日あたり238,000円(税抜)~
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます(問い合わせフォームよりご相談ください)
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません
1日ではなく短時間で実施することはできますか?
はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。
最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか?
通常は1~2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。