2022.03.22
オンラインでこそ重要視されるチームビルディング|やり方と注意点を解説

コロナ禍を経て、オンラインで仕事をする機会が多くなり、テレワークを導入している企業は以前より多くなりました。しかし、オンラインやテレワークだとコミュニケーションが不足していると感じていないでしょうか?コミュニケーション不足は組織としてパフォーマンスが発揮できない原因になってしまいます。オンラインが中心だからこそ、チームビルディングを有効活用しましょう。この記事を読めば、オンラインでも成果の出せる強いチームが作れます。オンラインでのコミュニケーション不足に悩んでいるあなたは、ぜひ参考にしてください。
コロナ禍を経て、オンラインで仕事をする機会が多くなり、テレワークを導入している企業は以前より多くなりました。しかし、オンラインやテレワークだとコミュニケーションが不足していると感じていないでしょうか?
コミュニケーション不足は組織としてパフォーマンスが発揮できない原因になってしまいます。
オンラインが中心だからこそ、チームビルディングを有効活用しましょう。
この記事を読めば、オンラインでも成果の出せる強いチームが作れます。
オンラインでのコミュニケーション不足に悩んでいるあなたは、ぜひ参考にしてください。
1.チームビルディングとは目標を達成できるチームを作ること
チームビルディングの目的は、個人の能力を最大限に発揮できる環境を整え、目標を達成できるチームを作ることです。
円滑なコミュニケーションは重要ですが、それだけでは目標を達成できません。
目標を達成するにはメンバーが共通の目的を持ち、それぞれが力を発揮しなければならないからです。
チームで目的を共有しながら円滑なコミュニケーションをとり、目的を達成していくことがチームビルディングの役割です。
2.オンラインこそチームビルディングが重要な理由
チームビルディングは仕事を含め、組織が機能するためには大切な考え方です。
特に、オンラインでの仕事が増えた現代では、重要度が増していると言えます。
なぜなら、オンラインではコミュニケーション不足が起きやすく、チームがバラバラになってしまう危険性があるからです。
しかも単純に会話をするとか、ゲームなどのアクティビティをするなどの触れ合う機会を単純に増やすだけでは根本的な解決はしません。
「面倒くさい」とか「単なる遊びでくだらない」という感覚を持ってしまうメンバーもいるからです。
こういったコミュニケーションが重要でないとは言いませんが、それだけでは足りないのです。
そのため、チームビルディングとして、目的を明確にしたコミュニケーションが重要になってきます。
3.オンラインで行うチームビルディングのやり方

オンラインで行うチームビルディングのやり方
ここでは、オンラインで行う際のやり方について、順番に解説します。
1.目的を共有する
2.日程調整をする
3.環境を用意する
4.リハーサルを行う
5.アクティビティを行う
6.振り返りを行う
オンラインでは準備と振り返りが重要です。
目的を共有する
まずはチームビルディングを行う目的を共有しましょう。
目的が共有できていないと、チームビルディングの効果は半減します。
ただ単にアクティビティを行うだけだと「忙しいのになんだんだ」とか「くだらない」と返って関係を悪化させることにもつながりかねません。
単なる交流でもストレス解消になったり、お互いのことを知れて良い結果になることもあります。
ですが、全員が全員そうではないことも頭に入れておかねばなりません。
まずはチームのメンバーに、チームビルディングを行う目的を共有しましょう。
日程調整をする
チームビルディングを行うことになったら、日程を調整します。
日程は、第3候補くらいまで決めてメンバーの参加可能日の状況を見て決めます。
この時、同じ日でも複数の時間帯を用意できると良いでしょう。
家庭の事情で、時間帯によっては参加が難しかったりすることもあります。
日程調整は「日程調整ツール」を利用すると良いでしょう。
参考:「調整さん」https://chouseisan.com/
無料で利用でき、メンバーの参加可能日を把握しやすいです。
環境を用意する
オンラインで行うための環境を用意しましょう。
PCやスマホ、ネット環境、それからオンラインミーティングが行えるツールを用意します。
●Microsoft teams
●Google Meet
●chatwork
これらのような、テレワークで利用しているツールを利用するのが良いでしょう。
また、アクティビティが行える「場所」も各自で確保してもらう必要があります。
時間によって確保できるできないがあるので、開始時間も調整してあげると良いですね。
リハーサルを行う
本番の前に、リハーサルを行いましょう。
リハーサルは、主に環境の確認です。
●通話品質の確認
●ビデオ通話のやり方
●画面共有の仕方
このようなことを行って、本番当日に「ビデオ通話ができず慌てる」などのことがないように通信環境の確認をしておきましょう。
可能なら、司会進行役がだいたいの内容を共有し、簡単に当日の流れを試してみるのも良いですね。
アクティビティを行う
実施当日にアクティビティを行いましょう。
ビジネス中心のアクティビティであれば、途中にゲーム要素を盛り込むのもメリハリがついて効果的です。
逆にゲーム要素が強めのアクティビティであれば、開始前に目的を再確認すると良いでしょう。
メリハリをつけ、集中力が続くように工夫することが大切です。
振り返りを行う
アクティビティが終わった後は振り返りを行います。
チームビルディングの効果を浸透させるには、この振り返りが重要です。
メンバーごとに振り返りを行い、それぞれが感じたことを共有しましょう。
例えば、今思えばあそこで提案をした方が良かったなとか、同僚が意外な考えをしていて参考になったなどです。
そしてこの共有を日頃の業務にも反映させ、活動は継続的に行うことがチームビルディングを成功させるコツです。
4.オンラインでチームビルディングを行う場合の注意点

オンラインでチームビルディングを行う際の注意点をお伝えします。
●各自の都合に配慮する
●雰囲気を共有する工夫が必要
●日頃からのコミュニケーションを心がける
順番に解説します。
各自の都合に配慮する
各自の都合に配慮しましょう。
オンラインでは自宅でアクティビティを行うことが多く、家庭の事情で参加が困難な場合もあります。
例えば、子どもがいるので寝ている時でないとまとまった時間をとることが難しいなどです。
そのような場合は、途中で抜けても大丈夫だというルールにするなど、各自の都合に配慮しましょう。
雰囲気を共有する工夫が必要
オンラインでは、場の空気を共有することが難しいため工夫が必要です。
雰囲気が共有できないと、積極的な参加が見込めず効果が半減します。
雰囲気を共有するには、顔出しを推奨しましょう。表情や相槌が見えないと、お互いに不安になってしまいます。
部屋を見られたくないという人にはバーチャル背景の設定の仕方を共有しましょう。
ほか、発言ができていない人やうまく参加できていない人をフォローするリーダータイプがメンバーにいることも大切です。
日頃からのコミュニケーションを心がける
チームビルディングはコミュニケーションを高め、強いチームを作ります。
ですが、日頃からのコミュニケーションも大切にしておくことが重要です。
チームビルディングだけでコミュニケーションを取ろうとすると、イマイチ盛り上がらない可能性もあります。
例えば、メンバーが新入社員同士など、顔を合わせたことがないメンバーが集まる場合はいきなり盛り上がるのは難しいかもしれません。
ですが、事前に参加者の情報を共有するなど工夫はできます。
また、ある程度の期間一緒に働いている仲間の場合、チームビルディングをやった直後は日頃の業務で連携がうまくいくことも多いでしょう。
ですが、次第に元の状態に戻ってしまうこともあるので、日頃からコミュニケーションをとり、チームビルディングを浸透させることが大切です。
5.オンラインでできるチームビルディング
ここでは、オンラインでできるアクティビティや教材を3つご紹介します。
●THE商社 online オンラインゲーム
●バヅクリ
●eラーニング・研修動画
順番に解説します。
THE商社 online オンラインゲーム
The 商社 onlineは、もともとカードゲームであった「The 商社」を、オンラインでできるようになっています。
The 商社は、1つの会社を3〜6人のチームで作り、ビジネスを行っていくゲームです。
事業や資源のカードを組み合わせて事業を拡大し、必要な物を他のチームと交渉して手にいれます。
●目的の共有
●相互理解
●対話
このような力が養われ、まさにチームビルディングを行うために作られたゲームと言えますね。
バヅクリ
バヅクリとは、オンラインで体験イベントができるチームビルディングのアクティビティです。
●雑談
●深い相互理解
●学びや気づき
このような、オンラインになると薄れがちな体験の共有ができる場を創り出します。
こういったイベントや企画は、企画から実際に行うまで運営者に大きな負担がかかってしまうのがネックです。
その点バヅクリでは、企画から運営まで一括で代行をお願いできます。
イベントのプロが司会進行を行いますので安心ですよ。
誰かに負担を押し付けることなく実施できるので、コスパの良いサービスと言えるでしょう。
eラーニング・研修動画
eラーニングや研修用の動画もおすすめです。
日程調整の必要もなく、各自の都合に合わせて実施ができるため負担が少なくて済むでしょう。
まずはeラーニング・研修動画を使ってチームビルディングの下地づくりをし、チームで行うアクティビティを計画するのも1つの手です。
6.オンラインが主流の今こそチームビルディングを活用しよう

オンラインで行えるチームビルディングについてご紹介してきました。
オンラインが主流となった現代では、コミュニケーションの取り方が難しくチームがうまく機能しないこともあります。
個人個人の力をうまく連携させ、チームとしての力を発揮できるようになることが、これからの時代には組織として必須のスキルとなるでしょう。
そんな時に役立つのがオンラインでできるチームビルディングです。
オンラインで行うチームビルディングは以下の順番で行いましょう。
1.目的を共有する
2.日程調整をする
3.環境を用意する
4.リハーサルを行う
5.アクティビティを行う
6.振り返りを行う
また、オンラインならではの注意点は以下の通りです。
●各自の都合に配慮する
●雰囲気を共有する工夫が必要
●日頃からのコミュニケーションを心がける
オンラインで行えるアクティビティはたくさんあります。
チームビルディングは工夫すればやれることはいろいろとありますが、効果的なチームビルディングを行うならプロに任せるのもありです。
当社では「チームビルディング研修」を行っています。ぜひご活用ください。
7.企業研修プログラム
TRAINING BY HIERARCHY
階層別研修
TRAINING BY HIERARCHY
階層別研修
新入社員~経営層まで各階層の役割・ミッションに応じた知識・スキルを学べる研修カリキュラムです。
THEME
テーマ別研修
THEME
テーマ別研修
学習したいテーマに特化して知識・スキルを学べる研修プログラムです。
研修・育成についての
ご質問・ご相談は
こちらから