インバスケット研修
INBASKET TRAINING
“実際に使える”判断力・優先順位設定力・実行力を身につける!
インバスケット研修とは

“実際に使える”判断力・優先順位設定力・実行力を身につける!
インバスケット研修とは
「マネジメント層の判断が遅い」「若手社員が受け身になっている」「知識はあるのに行動につながらない」そんな悩みに共通して必要なのは、“その場で考え、効率的かつ適切な判断をし、行動する力”です。
インバスケット研修は、実際の業務を模したシナリオの中で複数の案件を処理し、判断力・優先順位設定力・実行力を鍛える疑似職務体験型の研修です。
管理職・リーダー層だけでなく、新入社員や若手、中堅層などすべての階層での導入することができ、階層ごとの課題や成長ステージに応じたカスタマイズも可能です。
「どのような条件下でも精度の高い仕事ができる人材」を育てる、学びを実務につなげたい企業に最適な研修です。
インバスケット研修と通常の研修の違い
研修の中でアセスメントできることが大きな特徴です。インバスケット演習を実施することで、自身の能力を可視化することができます。
また、グループワークや講師からのフィードバックを通じて自身の能力や思考の傾向を把握し、自身の強み、弱みがわかるため、今後の課題が明確になります。
インバスケット研修を取り入れることのメリット
- 「学ばされる研修」から「自分で気づきを得る研修」に変わり、参画意識が高まる
- インバスケット研修は演習が中心の「参加型」であり、自分自身で考えて行動する必要があるため、受講者の集中力や主体性が自然と高まります。
- 一方通行の座学と違い、自分の判断が可視化され、それに対するフィードバックを受ける体験があるため、他人事ではいられず、「自分ごと」として取り組む意識が強まります。
- グループ討議や共有の場を設けることで、他者と比較しながら自分の考え方を深掘りする機会になり、研修全体に対する関与度が高まります。
- 「個人育成」だけでなく「組織」の傾向・課題がわかる
- 受講者が複数名いる場合、それぞれの判断・対応を収集・分析することで、組織としての傾向や思考パターンが見えてきます。
- フィードバック内容や講師の所感をレポート化することで、組織全体の課題の可視化にもつながります。
- 管理職層や次世代リーダー層を対象とした場合、意思決定や優先順位の基準がバラバラであるなど、マネジメント上のリスクがわかります。
- 短時間で多くの気づきが得られる
- 1つの演習で多くの案件を扱い、直後に自分の対応を振り返る構成のため、短時間でも多くの行動・判断が積み重なります。濃密な経験を通じて「なぜうまくいかなかったのか」「別の視点が必要だった」といった実感を得られやすいです。
- チーム内の多様な視点や判断基準を共有できる
- 演習後にグループで討議・共有する時間を設けることで、他の人の対応や考え方を知る機会となり、「こういう見方もあるのか」と気づくきっかけになります。管理職同士の相互理解やチームの意思決定の質向上にもつながります。
様々な研修と組み合わせることが可能
インバスケット研修は様々な研修と組み合わせることが可能です。
(例)
組合わせ | 効果 |
---|---|
インバスケット+問題解決研修 | 自身の強みや課題を認識+インバスケットのケースを活用した問題解決力を高める |
インバスケット+キャリア研修 | 自身の強みや課題を認識+今後のキャリアビジョンを描くうえでの自己認識に役立つ |
インバスケット+マネジメント研修 | 自身の強みや課題を認識+自身のマネジメントのやり方を見直し、改善につなげられる |
インバスケット研修の流れ

インバスケット試験
インバスケット問題にチャレンジ(回答はすべてキーボードで打ち込みます)。
※紙・WEB対応可能

振り返り
試験終了後すぐに、自己チェックで仕事の進め方を分析・可視化できます。

グループワーク ①優先度設定ワーク
他の受講者の回答を参照し、自分の回答と比較して、優先順位設定の癖をみつけます。

グループワーク② 案件処理ワーク
案件処理の内容を他の受講者と比較することで様々な考え方を学びます。

自己チェック
研修を通じて明確になった自身の課題をもとに目標設定します。
※オプションでフィードバックレポートにお申込みいただくことも可能
インバスケット研修プログラム(例)
項目 | 概要 | 進め方 |
---|---|---|
研修の目的 インバスケットの理解 |
・インバスケットの基礎知識 ・インバスケットの評価のポイント ・プロセスの考え方 |
イントロ |
インバスケット問題集を使用して、案件の緊急性・重要性・優先順位と案件の処理を考える | ・インバスケットの試験の注意事項 ・インバスケット試験実施 |
インバスケット個人演習 |
案件の重要度と緊急度を判断して、優先順位決定の基本を理解する | ・優先順位をつける必要性 ・パレートの法則 ・緊急度・重要度の2つの軸 ・重要度を影響度に置き換える |
解説 |
あるべき優先順位設定を実践 グループで自らの考えを伝え、他者の考え方を学ぶ |
・グループで各自の優先順位設定の発表 ・グループワークで討議し優先順位つけ実施 ・発表および講師からのフィードバック |
グループ演習① |
問題解決力の習得 | ・問題解決プロセス ・問題発見のポイント(見える問題・見えない問題) ・意思決定の種類・対人関係能力 グループワークで自分の案件処理発表ののち、グループで討議し案件処理発表 講師からのフィードバック |
グループ演習② |
自身の回答と自己チェックシートを比較してチェックする(自分の強み・改善点) | ・個人の回答をチェックシートに基づき、自己チェック実施 ・自分自身の案件処理の抜けもれを把握する |
個人ワーク |
今後職場で活用できる動機づけ | 納得感の確認と疑問点・悩みの解消 | まとめ |
インバスケットで抽出できる10の能力
ビジネスパーソンに必要な10のマネジメント能力を測定、育成できます。
わかる能力 | 説明 |
---|---|
問題発見力 | 目標と現状のギャップや、本質的な問題、組織の課題を形成する能力 |
問題分析力 | 仮説を立て、それを立証するために必要な情報を効果的に収取し、問題の原因を究明する能力 |
創造力 | 従来の枠組みを破る考え方や様々な情報を組み合わせた対策・アイデアを出す能力 |
意思決定力 | 的確に判断を下し、その理由を論理的に説明することができる能力 |
洞察力 | 全体の流れや他の案件との関連性などを把握し、意思決定や明確な計画を作成する能力 |
計画組織力 | 部下や組織を有効に活用し、効率的・効果的に組織を運用する能力 |
当事者意識 | 自ら主体的に意思決定を行い自分又はチームに何が求められているのかを察知する意識 |
ヒューマン スキル | コミュニケーション能力・感受性・コーチング能力などの人間関係に関する能力 |
生産性 | 限られた時間の中で、効率的に多くの案件を処理する能力 |
優先順位 設定力 | 業務の重要度を考慮して、処理すべき案件の順番を考える能力 |
インバスケット問題集ラインナップ
研修時間や、業種、研修形式などのニーズに合わせて、豊富なラインアップの中から条件に合った教材を選択でき、社内で研修を実施することが可能です。
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