セルフマネジメント研修

セルフマネジメント研修は新入社員や若手社員を対象に、自分自身の意識と行動を有効に管理し、目標達成につなげるための研修プログラムです。今日ではリモートワークの普及や働き方改革の進展によって、成果を上げていくために従来よりも高い生産性と効率が求められており、セルフマネジメントが改めて注目されています。

セゾンパーソナルプラスのセルフマネジメント研修では、セルフマネジメントを「メンタルマネジメント」「タイムマネジメント」「目標マネジメント」の3つの要素に分解し、実践的な手法を身につけます。メンタルマネジメントではストレスや感情をうまくコントロールする手法を、タイムマネジメントでは時間を有効に使い生産性を高めるテクニックを、目標マネジメントでは具体的な目標設定からその達成までの効果的な計画の立て方について学びます。

これらのスキルは成長を実感しやすいスキルでもあり、個々人のモチベーション向上にもつながることが期待できます。

セルフマネジメントのスキルが不足すると、会社で決められた管理方法を適切に実施できず、上司やチームが業務の進捗を把握できなくなる可能性があります。さらに、予定通りに業務が進まなかった場合、その対応が遅れるといった問題が発生します。

この研修では、最初に、リモートワークの普及によって従来以上にセルフマネジメントの重要性が高まっていること、働き方改革によっても効率的な働き方がより一層求められるようになっていることを理解させ、セルフマネジメントに対する意識を高めさせます。

さらに、メンタルマネジメント、タイムマネジメント、目標マネジメントの3つの具体的な手法を身につけることで、仕事を漫然と進めていたり、業務の見通しを立てられないといった自身の状況を改善できることを伝えます。

メンタルの不調はモチベーションの低下や体調不良として現れ、業務効率に直接的な影響を及ぼします。本研修では逆境に遭遇したときに効果的に対処し、素早く回復したり、やる気を維持するスキルを学ぶことで、継続的・安定的に仕事に取り組む力を強化します。

一方で、業務を滞りなく進めるには、やる気があるだけでは不十分です。そこで大切になるのがタイムマネジメントです。漫然と仕事を進めてしまう、遅れる前に調整できないといった場合、タイムマネジメントが不十分であるケースも多いでしょう。本研修では業務の整理・分類や優先順位の付け方を理解し、効率的に時間を使う方法を身につけていきます。

メンタルマネジメントもタイムマネジメントもビジネスパーソンの基盤スキルであり、個々人の成長を下支えするものです。本研修では受講者に対してこれらスキルの意義づけを正しく行い、受講へのモチベーションを高めます。

上司が業務の進捗を適宜確認し、目標達成に向けてフォローをしているにも関わらず、組織の目標達成率が悪いといったことはないでしょうか。期末になってから、達成できそうにない目標に対する挽回策が何もないといった悩みもよく耳にします。
このような状況を改善し、目標達成への道筋を作っていくには、従業員一人ひとりに目標マネジメントを行わせることが大切です。いくら上司がフォローしたとしても、個々人の細かな目標まで完璧に目を配ることはできません。各人が自律的に仕事を進められるようになるためには目標マネジメントが不可欠であり、このスキルが不足していると、業務の優先順位をつけられず、効率的に仕事を進められない、さらには個人の目標が未達成になるだけではなく、チーム全体の目標達成にも影響を与えます。

セゾンパーソナルプラスでは目標マネジメントとして、正しい目標とは何かに加え、正しい目標設定の方法などを学びます。目標とは具体的で計測可能、達成可能でありながら、事業戦略に紐づくものである必要があります。正しい目標設定は、多くの業務を効率よく進め、目標達成に近づく第一歩といえます。新入社員や若手社員はこのスキルを身につけることで、もう一段の成長が期待できるでしょう。