クリティカルシンキング研修
CRITICALTHINKING TRANING
クリティカルシンキング研修とは
「クリティカルシンキング研修」とは、問いかけを重ねることで、物事の本質を見極め、より良い意思決定・合意形成を図るクリティカルシンキングを身につける研修です。職種・階層問わず、思考力の強化を図りたい方を対象にしています。
クリティカルシンキングとは物事や情報を無批判に受け入れるのではなく、多角的な視点を持つことで自身の思い込みなどを排しながら、前提を疑い、客観的・論理的に本質を見極める思考法のことです。
現代社会では、顧客のニーズは多様化し、移り変わるスピードも速くなっています。常識や勝ちパターンが陳腐化し、通用しなくなるスピードも早いといえるでしょう。
そのような環境において、前提条件を疑わないまま思考していると、大きな間違いを犯したり、重要な条件を見逃すと行った可能性が高まります。こうした危険を回避し、より良い意思決定・アイデア創出につなげていくために、前例や先入観に囚われず、本質的に思考するクリティカルシンキングの重要性が増しているのです。
セゾンパーソナルプラスの研修では、クリティカルシンキングの重要性や効果についての理解に加え、具体的な思考の進め方を学び、スキルの定着を図ります。
クリティカルシンキングによくある課題とアプローチ
「クリティカルシンキング研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。
- クリティカルシンキングの活用目的を理解させたい
- 前提を疑い、本質を見抜く力の強化を図りたい
- より良い意思決定や合意形成を図ることができるスキルを習得させたい
クリティカルシンキングの活用目的を理解させたい
クリティカルシンキングを組織に浸透させるには、まずは各々がクリティカルシンキングの活用目的や必要性を理解することが課題となります。
クリティカルシンキングが浸透していない組織は、課題解決の検討や意思決定の際に本質を見極める思考が働かず、最適な結論を導き出せない体質となりがちです。こういった組織は、市場競争力や顧客満足度の低下を招き、いずれ大きな損失が出る危険性を持っています。
このような問題は、物事の本質を見極めるクリティカルシンキングによって有効な対処が導き出せる、という知識・理解がないことが原因として考えられます。そのため、具体的な事例を通じてクリティカルシンキングの効果を学び、実際に組織のメンバーらが経験して有効性を実感することが重要です。
セゾンパーソナルプラスの研修では、クリティカルシンキングの役割や効果、意義などの基礎知識を学習します。そうして、クリティカルシンキングの実践や精度向上のための学習意欲を高め、組織への浸透を目指します。
スキルを養う研修プログラム例
- クリティカルシンキングとは
- クリティカルシンキングが必要とされる理由やその役割について理解する
前提を疑い、本質を見抜く力の強化を図りたい
前提を疑い、本質を見抜くことなしに、変化の激しいビジネス環境を生き抜くことはできません。ビジネスパーソン一人ひとりのクリティカルシンキング力を強化し、本質的な議論を重ねられる組織へと進化することはすべての企業にとって急務といえます。
このようなクリティカルシンキングを身につけるには、まずその手法を理解することが課題となります。
ビジネスパーソンがクリティカルシンキングを使いこなせないのは、クリティカルシンキングを進めるプロセスや手法に関する理解が不足していることが原因です。
セゾンパーソナルプラスの研修では、自身の思考の癖を理解し、クリティカルシンキングに向いている一面や阻害する要因を把握します。さらにクリティカルシンキングに必要な着眼点や因果関係を明確にする手法を学び、ビジネスの場面で活用するための実践力を養います。
スキルを養う研修プログラム例
- 本質を見抜く
- 自身の思考の癖を理解する
- クリティカルシンキングに必要な着眼点や因果関係を明確にする手法について学ぶ
より良い意思決定や合意形成を図ることができるスキルを習得させたい
クリティカルシンキングの精度を高めるためには、より良い意思決定や合意形成を図るスキルを身につけることが課題となります。
実務においてクリティカルシンキングが必要となるケースでは、スピードが求められ、かつ問題・課題が複雑であることがほとんどです。そのような状況では、実際にクリティカルシンキングを用いて意思決定や合意形成を図る経験を積んでいないと、実務でうまく活用できません。
こうしたクリティカルシンキングの実践についての問題は、実務に近いケースでの訓練不足が原因で起こります。そのため研修や勉強会などの場で、クリティカルシンキング実践の訓練を積むことが重要です。
セゾンパーソナルプラスの研修では、クリティカルシンキングを実際に用いて、架空のケースを題材としたグループワークに取り組みます。さらに、実際の意思決定や合意形成プロセスを擬似的に体験し、自身の業務に生かせるようになることを目指します。
スキルを養う研修プログラム例
- クリティカルシンキング実践演習
- 架空のケースを用いてグループワークを実施する
- クリティカルシンキングを使って合意形成を図るプロセスを体験する
クリティカルシンキング研修の基本カリキュラム
ご要望や課題、受講対象者、ご予算によって、お客様に合った研修プログラムをオーダーメイドでご提案いたします。
- オリエンテーション
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- オリエンテーション
講師や受講者同士で自己紹介を行います。 研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を確認します。
- クリティカルシンキングとは
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- クリティカルシンキングが求められる背景
- クリティカルシンキングと他の思考法
現代社会において、なぜクリティカルシンキングが必要とされているのかについて、社会背景などを理解します。 またクリティカルシンキングと「ロジカルシンキング」「ラテラルシンキング」の相違点を確認しながら、クリティカルシンキングの定義について理解を深めます。
- 本質を見抜く(物事の本質を見抜くための着眼点)
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- 前提条件を疑う
- 思考の癖を知る
- 因果関係を明確にする
本質を見抜くための着眼点について学習します。 具体的には、前提条件となっているものを批判的に疑うことや、自分の思考を縛る物事の考え方の癖、因果関係を図式化して物事を明確に捉える方法について理解します。
- クリティカルシンキング実践演習
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- 【ワーク】ケーススタディ
- 回答の共有と相互フィードバック
- 【ワーク】ケーススタディリトライ
架空ケースにおいて問題の本質や解決策を考えるグループワークを行います。 グループワークの内容を共有し、自グループにはなかった視点を見つけます。 再度ケーススタディを行い、回答のブラッシュアップを行うことで、スキル強化を図ります。
- まとめ
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- 学習内容のまとめ
- 質疑応答
学習内容を振り返り、質疑応答を行います。 学習内容を今後どのように活用するかを考えて発表し、実践に向けた動機づけを図ります。
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
研修実施までの流れ

1.お問い合わせ
人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
- ポイント
- 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
- すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
【問い合わせ先】
お問い合わせフォームはこちら
メールでのお問い合わせ:hr-info@saison-psp.co.jp
お電話でのお問い合わせ:東京オフィス:03-5992-1186/大阪オフィス:06-7660-2171
受付時間:平日 10:00~17:00

2.ご相談・お打ち合わせ
当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。
- ポイント
- 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
- 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
- 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します

3.研修プランのご提案
お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。
- ポイント
- ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
- 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
- ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます

4.研修の準備
研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。
- ポイント
- 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
- 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
- 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります

5.研修実施
貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。
- ポイント
- 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
- 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します

6.研修終了後のフォロー
研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。
- ポイント
- 研修報告書(研修結果、改善点、講師からの所感、など)を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
- 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します
よくある質問
セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか?
「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。
研修の費用はいくらですか?
基本料金:1日あたり238,000円(税抜)~
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます(問い合わせフォームよりご相談ください)
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません
1日ではなく短時間で実施することはできますか?
はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。
最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか?
通常は1~2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。