電話コミュニケーション研修

PHONE COMMUNICATION TRANING

電話コミュニケーション研修とは

「電話コミュニケーション研修」とは、電話での会話における「聴く」スキル、「伝える」スキルを強化し、相手の用件を理解し、適切に伝えるための技能を習得する研修です。事務担当者やオペーレーターなど、電話応対のコミュニケーションスキルを高めたい方を対象にしています。

電話でのコミュニケーションは対面でのコミュニケーションとは異なり、互いの表情や身振り手振りを確認できないため、相手の「真意」を読み取るのが難しいと言えます。そのため、対面以上に相手の用件(ご要望やご意見など)を「聴く」スキル、相手に伝えるべきことを「伝える」スキルの2つのスキルが必要とされます。これらのスキルが不十分な場合、お客様からのクレームやエスカレーションにつながる可能性があります。

セゾンパーソナルプラスの研修では、電話応対において必要とされる特有のコミュニケーションスキルや、「聴く」「伝える」スキルの実践ポイントを学習します。その上で、インバウンド応対における「コミュニケーションミス」の事例研究や、ロールプレイング演習を行い、電話応対の実践的なスキル習得を目指します。

電話コミュニケーションによくある課題とアプローチ

「電話コミュニケーション研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。

  • 電話応対におけるコミュニケーションスキルの重要性を認識させたい
  • 電話コミュニケーションの基礎となる「聴く」「伝える」のポイントを理解させたい
  • 相手の用件を理解し、適切に伝えるための実践スキルを習得させたい

電話応対におけるコミュニケーションスキルの重要性を認識させたい

電話応対業務のトラブルを回避するためには、まずは電話におけるコミュニケーションスキルの重要性を理解することが課題となります。

電話でのコミュニケーションは対面型とは異なり、相手の表情を見ることができません。そのため、相手の感情が読み取れずに誤解が生じる、会話が一方的になってしまう、といった問題が生じます。またEメールやチャットでのコミュニケーションを経た後の電話の場合は、相手のストレスや要望などがより強まっているケースもあります。

電話応対をする場合は、こうしたさまざまな背景や状況を理解した上での対応が必要になります。

セゾンパーソナルプラスの研修では、コミュニケーションを「対面」や「文字」で行う場合と「電話」で行う場合の違いやポイントを学びます。さらに、「相手の話を最後まで聞き、その背景について想像する、または情報を確認する」といったスキルや、「分かりやすく伝えるスキル」など、電話でのコミュニケーションに必要なスキルとは何かを整理し、理解を深めます。

スキルを養う研修プログラム例

  • 「対面」「文字」と「電話」との違いを理解しながら、電話コミュニケーションに必要なスキルについて理解する

電話コミュニケーションの基礎となる「聴く」「伝える」のポイントを理解させたい

電話応対により相手とスムーズに意思疎通を図るためには、「聴く」「伝える」のポイントを理解することが重要です。

電話でのコミュニケーションは「聴く」と「伝える」が適切に行えないと、誤解やミスコミュニケーションが発生してしまい、それが原因で相手の信頼を低下させる、トラブルに発展する、といった問題が起こります。

このような問題を回避するためには、相手の要望や用件をよく聴き、その上で分かりやすく伝えることが大切です。例えば、相手の話を受け止めていることを伝える「あいづちの入れ方」、こちらの要件を伝えるときの「話の整理の仕方」などを理解し、状況に応じて実践することが望まれます。

セゾンパーソナルプラスの研修では、相手の要望・要件をよく聴くポイント、分かりやすく伝えるポイントを学習します。「聴く」と「伝える」の両方のスキルを学ぶことで、電話での円滑なコミュニケーションを実践する基礎力を養います。

スキルを養う研修プログラム例

  • 相手の用件(ご要望やご意見等)を聴く時の基本姿勢や傾聴・質問などのポイントを理解する
  • 電話応対で相手に伝える際の、話の整理や話法の活用のポイントを理解する

相手の用件を理解し、適切に伝えるための実践スキルを習得させたい

実際の業務のさまざまなケースで適切に電話応対するためには、相手の用件を理解し、適切に伝える実践的なスキルを習得することも課題となります。

実際に電話応対する相手はその時々で変わり、相手の伝え方・聴き方のうまさはその人によって異なります。またコミュニケーションの内容も、相談や依頼、クレームなどさまざまです。相手や会話の内容が変化しても、常に適切に電話応答をできなければ、トラブルに直結します。

どのような場面でも相手と適切な電話コミュニケーションを図るためには、「聴く」「伝える」の実践力に加えて、応用力や経験値が求められます。電話応対の応用力を身につけるためには、いかに実践的な訓練を積む場を持てるかどうかが重要です。

セゾンパーソナルプラスの研修では、特に実践的なロールプレイングに力を入れており、まず基本となるインバウンド対応の事例研究を行います。ここでどのようなポイントが悪かったのか、どうすればよかったのかを話し合い、自分ごととして電話でのコミュニケーションを考える機会を設けます。さらに事例研究を踏まえてロールプレイング演習を行うことで、実際の電話応答業務のさまざまな場面で通用する実践的なスキルや応用力を養います。

スキルを養う研修プログラム例

  • インバウンド応対の事例研究を踏まえ、ロールプレイングを実施する

電話コミュニケーション研修の基本カリキュラム

ご要望や課題、受講対象者、ご予算によって、お客様に合った研修プログラムをオーダーメイドでご提案いたします。

オリエンテーション
  • オリエンテーション

講師や受講者同士で自己紹介を行います。 研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を確認します。

電話応対におけるコミュニケーションとは
  • 「対面」「文字」と「電話」との違い
  • 電話コミュニケーションのスキル

対面応対や文字によるコミュニケーションと、電話によるコミュニケーションの違いを確認しながら、電話応対のコミュニケーション力を高める目的を理解します。 さらに電話コミュニケーションスキルの定義について理解を深めます。

相手の話を「聴く」スキル
  • 相手の話を「聴く」際のポイント

電話応対で相手の用件(ご要望やご意見等)を「聴く」スキルについて、聴く時の基本姿勢や「傾聴」「質問」などをテーマに学習し、そのポイントを理解します。

相手に話を「伝える」スキル
  • 「伝える」際のポイント

電話応対で相手に伝えるべきことを「伝える」スキルについて、「話の整理」や「話法の活用」などをテーマに学習し、そのポイントを理解します。

実践ロールプレイング
  • 事例研究「コミュニケーションのミス」
  • ロールプレイング演習

インバウンド応対の事例研究を行い、どこにコミュニケーションのミスがあるかを確認します。 確認した内容を踏まえて、自分が応対者となり練習するロールプレイング演習を行い、スキル強化を図ります。

まとめ
  • 学習内容のまとめ
  • 質疑応答

学習内容を振り返り、質疑応答を行います。 学習内容を今後どのように活用するかを考えて発表し、実践に向けた動機づけを図ります。

電話コミュニケーション研修のその他カリキュラム

研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です

お問い合わせ

研修実施までの流れ

1.お問い合わせ

人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

  • 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
  • すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
  • 【問い合わせ先】
    お問い合わせフォームはこちら
    メールでのお問い合わせ:hr-info@saison-psp.co.jp
    お電話でのお問い合わせ:東京オフィス:03-5992-1186/大阪オフィス:06-7660-2171
    受付時間:平日 10:00~17:00

メール応対アセスメント実施までの流れ

2.ご相談・お打ち合わせ

当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。

  • 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
  • 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
  • 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します

3.研修プランのご提案

お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。

  • ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
  • 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
  • ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます

4.研修の準備

研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。

  • 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
  • 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
  • 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります

5.研修実施

貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。

  • 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
  • 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します

6.研修終了後のフォロー

研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。

  • 研修報告書(研修結果、改善点、講師からの所感、など)を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
  • 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します

よくある質問

セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか?

「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。

研修の費用はいくらですか?

基本料金:1日あたり238,000円(税抜)~
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます(問い合わせフォームよりご相談ください)
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません

1日ではなく短時間で実施することはできますか?

はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。

最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか?

通常は1~2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。

HOME サービス 研修一覧 コールセンター研修 コールセンター オペレーター研修 電話コミュニケーション研修