ビジネスコミュニケーション研修
BUSINESS COMMUNICATION TRAINING
ビジネスコミュニケーション研修とは
「ビジネスコミュニケーション研修」は、業務上発生する社内外の関係者とのコミュニケーション課題を解決するための手法や考え方を学べる研修です。職種・職層問わず、仕事におけるコミュニケーション力全般を高めたい方を対象にしています。
日々の業務では相手が社内外問わず、会議の進行やプレゼンテーション、文書による他者との意思疎通など、さまざまなコミュニケーションが発生します。その際、分かりやすく伝えられなかったり、言うべきことを言えなかったり、感情に任せて相手を罵倒してしまうなど、不適切なコミュニケーションを行ってしまうと、業務や周囲に悪影響を与えかねません。
ビジネスコミュニケーション研修では、職場内外におけるさまざまなコミュニケーション上の課題を解決し、周囲との関係を構築しながら、円滑に仕事を進めていくための方法を習得します。
コミュニケーション全般に言える基礎的なスキルから、コミュニケーションの手法ごとに求められるスキルまで、あらゆるビジネスシーンで必要とされるコミュニケーションスキルを身につけられるプログラムをご用意しています。
ビジネスコミュニケーション研修で実施されるプログラムは以下のようなものが挙げられます。
ビジネスコミュニケーション研修のプログラム
コミュニケーション基礎研修
仕事で関わる人と良い人間関係を構築し、より円滑に仕事を進めるためのスキルを習得する
ファシリテーション基礎研修
議論の方向性を明確にし、合意形成に向けて議論を促進させる手法を習得する
プレゼンテーション・伝え方研修
自分の意思を聴き手に正確に「伝える」ための考え方やテクニックを習得する
ライティング・書き方研修
文章を書くときに注意すべきポイント等について理解し、「書く」ことで分かりやすく相手に伝える手法を習得する
アサーティブコミュニケーション研修
相手を尊重しながら自分の意見を伝えることで、よりよい信頼関係を構築するための技法を習得する
怒りのコントロール研修
「怒り」という感情を理解し、適切にコントロールしながら業務の生産性向上や関係構築を図る方法を習得する
ビジネスコミュニケーションによくある課題とアプローチ
「ビジネスコミュニケーション研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。
- 仕事においてどのようなコミュニケーションが必要になるかを理解させたい
- 自身のコミュニケーション課題を認識し、自ら課題解決を図らせたい
- 生産性向上や円滑な業務推進に必要なコミュニケーションスキルを身につけさせたい
仕事においてどのようなコミュニケーションが必要になるかを理解させたい
社内のコミュニケーションの問題を解決するためには、まずは良い人間関係が仕事に与えるポジティブな影響について理解することが課題になります。
ビジネスコミュニケーションがうまくできないでいると、業務の中での情報伝達が不完全となり、取引先やチーム内でのミスコミュニケーションが頻発したり、職場の人間関係が悪化する可能性があります。
コミュニケーションの拙巧は生まれついてのものではなく、訓練によって誰でも向上することができます。
セゾンパーソナルプラスの研修では、ビジネスシーンにおけるコミュニケーションスキル向上の重要性を理解させ、その知識を学ぶとともに、ロールプレイングや実践ワークなどによって、実際のビジネスシーンに即したスキルの習得を目指します。
スキルを養う研修プログラム例
- コミュニケーション基礎研修
- 仕事上のコミュニケーションとは何か改めて考えさせる
- 仕事で関わるさまざまな相手と良好な関係を構築するためのスキルを習得させる
自身のコミュニケーション課題を認識し、自ら課題解決を図らせたい
社員一人ひとりが適切なビジネスコミュニケーションを取れるようにするためには、自身でコミュニケーション課題を把握し、自ら修正や解決を図れるようになる必要があります。
そのためには、会議のファシリテーション、プレゼンテーション、ライティングスキルなど、具体的なスキルについての理解を深めることが課題になります。これらのスキルはビジネスパーソンの基礎スキルです。
例えばファシリテーションについて学んだビジネスパーソンは、自身がファシリテーションされる側になったときにも、より効果的に議論の生産性を高めることに貢献できます。逆にこれらのスキルが不足している場合、組織はさまざまな場面で情報伝達に支障をきたすようになります。
しかし、プレゼンテーションやライティングスキルは基礎的でありすぎるため、改めて学ぶ機会がなかったビジネスパーソンも多くいます。またファシリテーションスキルも、必ずしも全員が学んでいるわけではありません。これがビジネス上のミスコミュニケーションが起こる原因の一つです。
セゾンパーソナルプラスの研修では伝え方のスキル、ライティングのスキル、ファシリテーションスキルを改めて学び、自身の課題に気付き、受講を通じて日々の業務上の課題解決に結びつけさせます。これらのスキルはすぐに使うシーンがあるため、業務に生かしやすく、研修効果の高いスキルといえるでしょう。
スキルを養う研修プログラム例
- ファシリテーション研修
- 生産性の高い会議やミーティングを進めるスキルの重要性について学ぶ
- 会議等を円滑に進め、スムーズな合意形成を可能にするためのスキルを身につける
- プレゼンテーション・伝え方研修
- 正しい方法を学ぶことでよりよいプレゼンテーションの質を向上できることを理解する
- 主張をわかりやすく伝えるプレゼンテーションスキルについて学ぶ
- ライティング・書き方研修
- ビジネスシーンで求められるライティングスキルとは何か学ぶ
- わかりやすく簡潔に書く方法を学ぶ
生産性向上や円滑な業務推進に必要なコミュニケーションスキルを身につけさせたい
あらゆるビジネスシーンで円滑に業務を進めるためには、アサーティブなコミュニケーションやアンガーマネジメントの重要性について深く理解することが求められます。
アサーティブなコミュニケーションや怒りのコントロールができないビジネスパーソンは、職場内での対立・衝突が増加するほか、チーム内にも悪い影響をもたらすでしょう。それは組織の生産性を低下させることにつながります。
セゾンパーソナルプラスの研修では受講者に意見伝達のバランスや感情管理の重要性を深く理解させ、実践やケーススタディなどによって、これらのスキルの習得をサポートします。
受講を通じてアサーティブなコミュニケーションやアンガーマネジメントを習得し、ビジネスコミュニケーションの質を一段高め、周囲へよい影響力を発揮し、組織全体の生産性向上に寄与することを目指します。
スキルを養う研修プログラム例
- アサーティブコミュニケーション研修
- 相手を尊重しながら自分の意見を伝えるスキルを学ぶ
- よりよい関係構築につなげる方法について学ぶ
- 怒りのコントロール研修
- 「怒り」が発生するメカニズムや個人の傾向など、「怒り」に関する理解を深める
- ビジネスシーンで「怒り」を適切にコントロールする方法を学ぶ
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
ビジネスコミュニケーション研修の基本カリキュラム
1日目
- オリエンテーション
-
- 自己紹介
- 研修の目的と進め方
- ビジネスコミュニケーション力を高めるためのスキル
- コミュニケーションの基礎
-
- コミュニケーションとは
- きくスキル
- 伝えるスキル
- ファシリテーション
-
- ファシリテーションスキルを高める必要性
- ファシリテーターに求められる行動
- ファシリテーション実践
- まとめ
-
- 学習内容のまとめ
- 質疑応答
2日目
続きを見る- オリエンテーション
-
- 前日の振り返り
- 研修の目的と進め方
- プレゼンテーション・伝え方
-
- 意思表現のポイント
- プレゼンテーションのテクニック
- プレゼンテーション実践
- ライティング・書き方
-
- 文書作成力を高める
- 文書作成のポイント
- 文書ごとの作成のポイント
- 文書作成ライティング実践
- まとめ
-
- 学習内容のまとめ
- 質疑応答
3日目
続きを見る- オリエンテーション
-
- 前日の振り返り
- 研修の目的と進め方
- アサーティブコミュニケーション
-
- アサーティブコミュニケーションとは
- アサーティブに伝えるためのDESC法
- アサーティブ実践ロールプレイング
- 怒りのコントロール
-
- 「怒り」という感情を理解する
- 「怒り」をコントロールするための方法
- 「怒り」を適切に表現する方法
- 怒りのコントロール実践ワーク
- まとめ
-
- 学習内容のまとめ
- 質疑応答
研修についての
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ビジネスコミュニケーション研修実施例
組織のパフォーマンスを上げるための管理職向けコミュニケーション改善
旧来の文化を継承した縦割り組織や、部門間のコミュニケーション不足などが、組織を停滞させていることがあります。これらの状況を打破するには、経営のバックアップのもと、現場の管理職のコミュニケーションスキルアップが重要な鍵となります。
若手から中堅、管理職まで、すべての階層に対してビジネスコミュニケーション研修は効果を発揮します。中でも管理職は組織への影響力が高いことから、組織の課題・状況にフォーカスしたコミュニケーションスキルに重点を置いた研修を行うことで、短期間で組織風土改善につなげることが可能です。
その一例として、中堅規模の商社のお客様にセゾンパーソナルプラスのビジネスコミュニケーション研修を導入いただいた事例を以下にご紹介します。
事例
- 導入企業
- 商社を営む中堅企業様
- 研修実施の経緯
- 職場には縦割りの部署がいくつかあり、部署間の交流があまりない状態だった。
- 仕事に対するとらえ方や働き方に対する意識に世代間ギャップがあった。
- 経営陣の再組閣に伴い、大幅な人事異動が行われたが、メンバー間で衝突が起こる等コミュニケーションが円滑でない状況が見て取れた。
- 一方で、部署の管理職の人間関係構築に関するマネジメントスキル不足が露呈した。
- コミュニケーション課題の解決に向けて、経営陣よりセゾンパーソナルプラスへ相談があった。
- 職場におけるコミュニケーションの活発化を図るべく、ビジネスコミュニケーション研修プログラムを企画した。
- 実施した研修プログラム
- コミュニケーションの基礎
- 怒りのコントロール
- アサーティブコミュニケーション
- 管理職向けファシリテーション実践
- 研修後の調査から見えた効果(アンケート、店舗評価、ヒアリング調査などから集計)
- 自身のコミュニケーションの課題が浮き彫りになり、課題解決の意識が向上した
- 自分と意見が異なったとしても、他者の意見を受け止めることが大切であるという意識が芽生えた
- 会議では準備を入念にすることで、進行がスムーズになり、合意形成を図りやすくなった
研修実施までの流れ

1.お問い合わせ
人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
- ポイント
- 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
- すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
【問い合わせ先】
お問い合わせフォームはこちら
メールでのお問い合わせ:hr-info@saison-psp.co.jp
お電話でのお問い合わせ:東京オフィス:03-5992-1186/大阪オフィス:06-7660-2171
受付時間:平日 10:00~17:00

2.ご相談・お打ち合わせ
当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。
- ポイント
- 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
- 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
- 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します

3.研修プランのご提案
お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。
- ポイント
- ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
- 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
- ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます

4.研修の準備
研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。
- ポイント
- 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
- 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
- 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります

5.研修実施
貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。
- ポイント
- 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
- 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します

6.研修終了後のフォロー
研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。
- ポイント
- 研修報告書(研修結果、改善点、講師からの所感、など)を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
- 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します
よくある質問
セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか?
「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。
研修の費用はいくらですか?
基本料金:1日あたり238,000円(税抜)~
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます(問い合わせフォームよりご相談ください)
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません
1日ではなく短時間で実施することはできますか?
はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。
最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか?
通常は1~2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。