リスクマネジメント研修

リスクマネジメントの目的やさまざまななリスクについて理解を深め、自社・自組織の状況を踏まえたリスクマネジメント計画を策定し、実践する力を身につける研修です。企業の経営・運営に関わる方を対象に、企業・組織の運営に影響を及ぼす予想外の事象である「リスク」に対し、事前に適切な予防策などを施し、良くない影響を最小限に抑えるための手法を習得します。

複雑なビジネス構造かつ、スピード化が求められる先の読めない経営環境の中で、リスク管理の重要性は増大しており、リスクマネジメントへの意識向上も急務と考えられます。

またリスクマネジメントは経営者一人が行うものではなく企業・組織全体で取り組む必要があります。関係者の間で目的を明確にするなど目線合わせが求められますが、それらを実践するスキルが備わっていないとリスクマネジメントの機能不全となります。

セゾンパーソナルプラスの研修では、リスクマネジメントを実務で実践できるよう、リスクマネジメントを進める上での適切な手順について学習します。また現場を想定したリスクマネジメント計画を策定するワークも実施し、具体的に行動に移す能力を養います。

リスクが放置されない状況をつくるためには、組織におけるリスクの認識と、リスクマネジメントの重要性を学ぶことが求められます。現代社会においてなぜリスクマネジメントが必要とされているのかを考え、企業・組織にとって何がリスクとされるのか、基礎知識を習得することが大切です。

リスクマネジメントについての基礎知識が乏しいと、リスクに気づかず、何か事態が発生した際に急な対応が求められます。そんな状況では誤った判断をしやすくなり、さらなるトラブルを招きかねません。この状態が続くと、意図せずにコンプライアンス違反を発生させたり、組織全体の信頼・評判を損失させたりと、大きなトラブルを引き起こすことが考えられます。

セゾンパーソナルプラスの研修では、リスクマネジメントの目的や対策方法などの基礎知識を習得することを目指します。また組織としてリスクマネジメントへの意識を高める必要性を認識することで、組織全体で視座を合わせる機会を提供します。

リスクマネジメントが適切に機能する組織をつくるためには、リスクに対する適切な対策手順の習得、リスク対策の計画策定についての理解が課題となります。組織でリスクマネジメントを効果的に推進するために、基本ステップを理解することが大切です。

基本ステップの理解が欠けていると、優先して対策すべきリスクを誤ったり、自社にとって最適ではない対策を立案したりと、適切な行動が取れずにさらなる事態の悪化を招きかねません。また効率的な対策を取れず、大幅なリソースを割いてしまうという問題も考えられます。

これらの問題は、何がリスクであるか、またどれくらいのリスクが想定されるかが分からず、判断に時間がかかる、もしくは誤った判断をしてしまうことにあります。

セゾンパーソナルプラスの研修では、リスクマネジメントを実施する際の6つの基本ステップを学習します。実施手順について体系的に理解した上で、他社事例などを参考にリスク対策の計画や評価の実践スキルを身につけます。

自社の状況や課題に適したリスクマネジメントを実施するためには、現場を想定した計画策定の経験を重ねることが必要です。

リスクは企業によって対象となる事象や、対策の優先度が異なります。そのため、リスクマネジメントの一般的な手順や実施方法の知識を自社に応用する力が求められます。応用力が備わっていないと、策定したリスクマネジメント計画が自社の状況に合わない、実行のハードルが高く現場に馴染まない、といった問題が起こります。

このような問題を回避するために、セゾンパーソナルプラスの研修では、自社・自組織に合ったリスクマネジメント計画を策定するワークを実施し、現場で実践するための力を養います。