コールセンタービジネス基礎研修
CALLCENTER BUSINESS BASIC TRANING
コールセンタービジネス基礎研修とは
「コールセンタービジネス基礎研修」とは、コールセンターを取り巻くビジネス環境の変化や、コールセンターに関する新たな概念などを学び、コールセンターの運営に必要なビジネス基礎知識の理解を深める研修です。コールセンターのマネージャーやセンター長などの上級マネジメント層を対象としています。
ビジネス環境の変化に伴い、コールセンター業界も変革が求められています。顧客チャネルは、従来の電話やEメールに加えて、SNSやチャット、実店舗からの対応入電など、多様化が進んでいます。その一方で、「オムニチャネル化(顧客経路統合)」の推進も図られ、コールセンターにはどのチャネルからコンタクトがあっても同じ水準での応対が求められます。
また、デジタル技術を活用して運営最適化を図る「DX(デジタルトランスフォーメーション)」やオペレーターとの接触において顧客が受ける印象「CX(顧客体験)」の理解を深め、これらを適切に取り入れていくことも必要になってきました。
このように、マネジメント層はコールセンターを取り巻くビジネス環境に適した業務プロセスの構築や人材育成をマネジメントする能力が求められます。
セゾンパーソナルプラスの研修では、コールセンター(コンタクトセンター)運営に必要なビジネス環境や新しい概念・ツールなどの知識を学習します。その上で、マネージャーがコールセンターの中長期的な発展に向けた戦略イメージを描く力を養います。
コールセンタービジネス基礎によくある課題とアプローチ
「コールセンタービジネス基礎研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。
- コールセンターを取り巻くビジネス環境の変化に対応する必要性を認識させたい
- コールセンターに関連する新しい概念についての知識を理解させたい
- 中長期的なコールセンター発展に向けて戦略イメージを描かせたい
コールセンターを取り巻くビジネス環境の変化に対応する必要性を認識させたい
持続可能なコールセンターを構築できるマネージャーを育成するためには、コールセンターを取り巻くビジネス環境の変化に対応する必要性を認識させることが課題となります。
コールセンターのマネージャーは、自社のコールセンターが業界内でどのポジションに位置するのか、顧客のニーズはどう変化しているのか、といった広い視野でコールセンターを見なければなりません。このような視野を持ち合わせていないと、業界内の競争状況の変化に対応できない、顧客の期待の変化に気付かず顧客満足が下がってしまう、といった問題が発生します。
コールセンターを広い視野で見られるマネージャーへと育成するためには、コールセンターを取り巻くビジネス環境の理解が必要です。さらに、それらの環境変化に対応するための中長期的な戦略を立てるスキルを習得することも求められます。
セゾンパーソナルプラスの研修では、時代の変化に応じてコールセンターのビジネス環境がどのように変化しているのかを具体例と合わせて学習します。さらにその変化に応じて継続・発展するためには、どのようなコールセンターであるべきかを中長期的な戦略として描くスキルを学習します。
スキルを養う研修プログラム例
- コールセンターを取り巻くビジネス環境
- 時代の変化に伴う環境の変化と、対応する必要性を理解する
- 環境変化に伴う戦略イメージの立案方法を学ぶ
コールセンターに関連する新しい概念についての知識を理解させたい
時代に適したコールセンターを構築できるマネージャーへと育成するためには、コールセンターに関する新しい概念についての知識を深めることも課題となります。
あらゆるビジネスにおいて、技術の進歩や価値観の変化に対応していくことが求められます。コールセンターにおいても同様で、取り残されるとサービスの質や生産性の低下、コンプライアンス違反など、さまざまな問題が起こります。
コールセンター運営において求められる新たな概念に、例えば「オムニチャネル」や「デジタルトランスフォーメーション」などがあります。これらの概念を知り、センターとしてどのように対応していくのかを考えることで、その時代に適したコールセンター運営への道筋が見えてきます。
セゾンパーソナルプラスの研修では、コールセンター運営において必要な用語や新しい概念を学習します。さらに、学習した用語・概念に対応する具体的な取り組み方を学び、マネージャーとしてそれらを実践するスキルの習得を目指します。
スキルを養う研修プログラム例
- コールセンター関連の新用語とその対応
- コールセンター運営において理解が必要な用語について学ぶ
- コールセンターに関する新たな定義やトレンド、望ましい対応方法を学ぶ
中長期的なコールセンター発展に向けて戦略イメージを描かせたい
コールセンターの発展につながる中長期的な戦略イメージを描くためには、実際に戦略イメージの立案を経験することが必要です。
コールセンターを継続・発展させるためには、現場に応じた戦略を立案することが大切です。いくら理想的な戦略を練ったとしても、それが自社のコールセンターの環境や人員に適していなければ、期待する結果は得られません。
マネージャーには、自社のコールセンターとしてあるべき姿の理想を持ちつつ、実現性の高い戦略を現場目線で設計するスキルが求められます。そのようなスキルを習得するためには、実際に中長期的な戦略イメージを描き、戦略を実行するにあたっての障害や強化していくべき強みなどを明らかにして、実現性や効果をより高めるプロセスを経験することが有効です。
セゾンパーソナルプラスの研修では、ワークを通じてコールセンターを継続・発展させるために必要な要素を考え、具体的な戦略として落とし込みます。さらに、その戦略を受講者間で共有し、実現する上での問題点を明らかにしてブラッシュアップすることで、実現性の高い戦略イメージを描くスキルを養います。
スキルを養う研修プログラム例
- 【ワーク】コールセンター戦略イメージ
- ワークを通じて、コールセンターの継続・発展に必要な要素や行動を具体的にイメージする
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
コールセンタービジネス基礎研修の基本カリキュラム
ご要望や課題、受講対象者、ご予算によって、お客様に合った研修プログラムをオーダーメイドでご提案いたします。
- オリエンテーション
-
- 自己紹介
- 研修の目的と進め方
講師や受講者同士で自己紹介を行います。 研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を確認します。
- コールセンターを取り巻くビジネス環境
-
- 時代の変化に伴う環境の変化
- 環境変化に対応する必要性
- 戦略イメージを描く
時代の変化に伴い、ビジネス環境が変化していることや、その変化に対応しなければコンタクトセンターの継続・発展が困難になることを理解します。 さらに、時代の変化に対応していくために、コンタクトセンターの管理者が中長期的な戦略イメージを描く必要性やその方法を学習します。
- コールセンター関連の新用語とその対応
-
- ①オムニチャネル
- ②DX
- ③CX
- ④コールセンター関連法
コンタクトセンターで近年、話題となった関連用語や具体的な対応方法について理解します。 さまざまな顧客経路を一元化する「オムニチャネル」、デジタル技術を前提としてオペレーション設計を行う「デジタルトランスフォーメーション」など、定義やトレンドを確認した後、どのような対応が望まれるかを学習します。
- 【ワーク】コールセンター戦略イメージ
-
- 具体的なイメージに落とし込み、共有を図る
学習内容を踏まえて、自コールセンターを継続・発展させていくために何が必要かを考え、具体的なイメージに落とし込み、共有を図ります。
- まとめ
-
- 学習内容のまとめ
- 質疑応答
学習内容を振り返り、質疑応答を行います。 学習内容を今後どのように活用するかを考えて発表し、実践に向けた動機づけを図ります。
コールセンタービジネス基礎研修のその他カリキュラム
<上級②>コンタクトセンターマネジメント応用研修 【STEP②】
<上級①>コンタクトセンターマネジメント基礎研修 【STEP②】
基礎知識・スキル習得研修(7時間/2日間)
【STEP 1】コンタクトセンターオペレーションマネジメント研修 〈コンタクトセンター基礎知識・体制構築編〉
基礎知識・スキル習得研修(7h/2日間)
基礎知識研修 <3-1 基礎知識の理解>
基礎知識研修 <3-2 運営マネジメントの理解>
知識・スキル習得研修<STEP1>
知識・スキル習得研修<STEP2>
コールセンター収益向上につなげる論理的思考
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
研修実施までの流れ

1.お問い合わせ
人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
- ポイント
- 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
- すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
【問い合わせ先】
お問い合わせフォームはこちら
メールでのお問い合わせ:hr-info@saison-psp.co.jp
お電話でのお問い合わせ:東京オフィス:03-5992-1186/大阪オフィス:06-7660-2171
受付時間:平日 10:00~17:00

2.ご相談・お打ち合わせ
当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。
- ポイント
- 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
- 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
- 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します

3.研修プランのご提案
お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。
- ポイント
- ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
- 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
- ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます

4.研修の準備
研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。
- ポイント
- 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
- 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
- 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります

5.研修実施
貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。
- ポイント
- 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
- 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します

6.研修終了後のフォロー
研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。
- ポイント
- 研修報告書(研修結果、改善点、講師からの所感、など)を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
- 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します
よくある質問
セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか?
「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。
研修の費用はいくらですか?
基本料金:1日あたり238,000円(税抜)~
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます(問い合わせフォームよりご相談ください)
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません
1日ではなく短時間で実施することはできますか?
はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。
最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか?
通常は1~2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。