コールセンター呼量予測・人員配置研修

CALLCENTER FORECASTER STAFFING TRANING

コールセンター呼量予測・人員配置研修とは

「コールセンター呼量予測・人員配置研修」とは、呼量を高い精度で予測し、その予測に応じて適切に人員を配置するための知識・スキルを学ぶ研修です。コールセンターのマネージャーやセンター長などの上級マネジメント職の方々を対象としています。

コールセンターのマネジメントにおいて要(かなめ)となるのが「適切な人員配置」です。

コールセンターへの問い合わせ件数や発信件数に対して、オペーレーターが少なすぎるとインバウンドではつながりにくくなり、アウトバウンドでは顧客接点の機会損失へとつながります。一方、呼量に対してオペーレーターが多すぎると不要なコストが増え、営業利益に悪影響を及ぼしかねません。そのため適切な人員配置を行うことは、管理者にとって非常に重要な業務といえます。

しかし、インバウンド・アウトバウンドのどちらにおいても呼量は時間帯や時期などによって変動することから、人員配置を最適化することは簡単ではありません。さらにシフト組みや当日の人員調整を行うには、労働基準法などの法令を遵守する必要もあり、その基礎的な理解も求められます。

セゾンパーソナルプラスの研修では、呼量予測の方法や、法令に基づく人員配置計画の作り方、当日の人員調整の進め方などについての知識を身につけます。さらに、ケースワークを通じて実際に人員配置やリアルタイムの調整を検討し、実践力の強化と学習したスキルの定着を図ります。

コールセンター呼量予測・人員配置によくある課題とアプローチ

「コールセンター呼量予測・人員配置研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。

  • 適切に呼量を予測する具体的な方法を理解させたい
  • 法令を遵守しながら適切なシフト組みを行う方法を習得させたい
  • 当日に人員調整が必要になった場合の適切なアクションを理解させたい

適切に呼量を予測する具体的な方法を理解させたい

コールセンターの呼量を高い精度で予測するためには、呼量予測の具体的な方法を理解することが課題となります。

呼量予測は過去のデータをもとに、季節・曜日・時間帯での呼量の変化、最近のトレンド、各種キャンペーンやイベントなどの変動要素を反映させて算出するのが一般的です。算出した数値を通常の業務プロセスに組み込み、発生する業務量を算出していきます。

呼量予測の算出方法について正しく理解し、使いこなすことができなければ、適切な人員配置を行うことができません。

セゾンパーソナルプラスの研修では、コールセンター運営に必須の呼量予測について、実施する目的やその必要性について理解します。さらに、呼量が変動する要素や呼量の具体的な算出方法などについて学び、その上でワークを通じて実際に呼量予測を行い、自社のコールセンターで適切な呼量を予測できる実践力を身につけます。

スキルを養う研修プログラム例

  • コールセンターにおける人員配置の目的や呼量予測の必要性について理解する
  • 呼量の変動要素を踏まえ、業務量を算出する手法を習得する

法令を遵守しながら適切なシフト組みを行う方法を習得させたい

コールセンターの人員配置の最適化を図るためには、法令を遵守しながら適切なシフト組みを行うスキルを習得することも課題となります。

呼量予測が実態と乖離していると、法令を遵守したシフト組みも難しくなります。実際の呼び出し量に対してオペレーターが不足してしまい、一人あたりの労働時間が60時間を超えてしまう、法的に定められた休憩時間を与えられない、といった事象が発生し、これらは労働基準法違反に該当します。一方で、法令遵守への過度な対策として業務量以上のオペレーレーターを配置してしまい、利益を減らしてしまう場合もあります。

こういった問題を未然に防ぐためには、適切な呼量予測のスキルを習得することに加えて、法令を遵守したシフト組みのスキルを身につけることが求められます。

セゾンパーソナルプラスの研修では、業務量と法令遵守を踏まえた人員の算出方法を学習します。事例を通じて、適正なシフトはどういうものか、または適正なシフトを作るポイントを理解します。実践方法についても学び、実際に現場で適正なシフト組みができる状態を目指します。

スキルを養う研修プログラム例

  • 業務量と法令を踏まえた人員の算出方法について理解する
  • 適正なシフト組みのポイントを理解する

当日に人員調整が必要になった場合の適切なアクションを理解させたい

突発的なトラブルが起こっても安定的にコールセンターを運用するためには、当日に人員調整が必要になった際のアクションを理解することも重要です。

コールセンターでは、予想外の呼量の増加やスタッフの急な欠勤はよく起こり、その場で適切なアクションが取れないと、オペレーションが滞ったり、現場スタッフの負担増による不満を招いたり、とさまざまな問題が発生します。

このように当日の人員調整が必要となる場合、出勤しているスタッフにシフト延長や交換を打診する、タスクの優先順位を変更する、といった対処が求められます。例えば、15~30分といった短時間でのシフト調整を可能にする、などです。呼量の増加や欠勤はいつ起こるか分からないため、そのときに備えて、リアルタイムでの調整がしやすいよう事前にシフトのルールや仕組みを整えておくことが重要です。

セゾンパーソナルプラスの研修では、リアルタイムでの人員調整が必要になった場合の対処方法やそのポイントを学習します。ワークを通じて、当日のシフト調整に対応しやすい組織・環境を構築する方法やインセンティブの活用方法などについて学び、実際に当日の人員調整が必要になった場合に備えて準備する能力を強化します。

スキルを養う研修プログラム例

  • 人員のリアルタイム調整のポイントを理解する
  • 人員のリアルタイム調整をワーク形式で実践する

研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です

お問い合わせ

コールセンター呼量予測・人員配置研修の基本カリキュラム

ご要望や課題、受講対象者、ご予算によって、お客様に合った研修プログラムをオーダーメイドでご提案いたします。

オリエンテーション
  • 自己紹介
  • 研修の目的と進め方

講師や受講者同士で自己紹介を行います。 研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を確認します。

人員配置の基礎知識
  • 適切な人員配置の必要性
  • 呼量予測とは

コールセンターにおける人員配置の目的について理解します。 さらに適切な人員配置を行うためには、状況に合わせた呼量予測が必要になることを学びます。

適切な呼量予測
  • 呼量予測の要素
  • 【ワーク】呼量予測

時期やイベントなどの呼量の変動要素があることを理解します。 変動要素を踏まえて業務量を算出するワークを行い、基礎的な手法の習得を図ります。

人員配置とリアルタイム調整
  • 業務量と法令を踏まえた人員算出
  • シフト組みのポイント
  • アルタイム調整が必要な場合

業務量を踏まえた人員算出の方法について理解します。 事例を通じて、適正なシフト組みや、当日有事が発生したときに必要になるリアルタイム調整のポイントや実践方法を学習します。

人員配置ケースワーク
  • 人員配置やリアルタイム調整の方法を習得

架空のケースを想定したワークを行い、人員配置やリアルタイム調整の方法を習得します。

まとめ
  • 学習内容のまとめ
  • 質疑応答

学習内容を振り返ります。質疑応答を通じて疑問点の解消を図ります。

コールセンター呼量予測・人員配置研修のその他カリキュラム

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研修実施までの流れ

1.お問い合わせ

人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

  • 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
  • すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
  • 【問い合わせ先】
    お問い合わせフォームはこちら
    メールでのお問い合わせ:hr-info@saison-psp.co.jp
    お電話でのお問い合わせ:東京オフィス:03-5992-1186/大阪オフィス:06-7660-2171
    受付時間:平日 10:00~17:00

メール応対アセスメント実施までの流れ

2.ご相談・お打ち合わせ

当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。

  • 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
  • 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
  • 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します

3.研修プランのご提案

お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。

  • ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
  • 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
  • ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます

4.研修の準備

研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。

  • 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
  • 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
  • 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります

5.研修実施

貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。

  • 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
  • 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します

6.研修終了後のフォロー

研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。

  • 研修報告書(研修結果、改善点、講師からの所感、など)を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
  • 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します

よくある質問

セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか?

「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。

研修の費用はいくらですか?

基本料金:1日あたり238,000円(税抜)~
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます(問い合わせフォームよりご相談ください)
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません

1日ではなく短時間で実施することはできますか?

はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。

最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか?

通常は1~2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。

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