コールセンターコーチング指導研修

CALLCENTER COACHING TRANING

コールセンターコーチング指導研修とは

「コールセンターコーチング指導研修」とは、コールセンターの育成トレーナー、スーパーバイザーなど、電話応対の指導をされる方を対象に、コールセンターでの運用を前提としたコーチングの活用方法や質問の仕方、心構えなどのスキルを習得する研修です。

コーチングは対象者の気付きを引き出し、自発的な行動を促す手法で、コールセンターに限らずさまざまな組織で活用されています。特にコールセンターにおいて、コーチングがオペレーター育成の中核スキルとして位置づけられているのは、その業務の特性にあります。

応対品質はオペレーター自身のモチベーションや習熟度、応対すべき内容への理解度に大きく左右されます。そのため、対象者のやる気や自主性を引き出すコーチングは、応対品質向上に適した育成手法と言えます。

反対に、トレーナーの方々がコーチングスキルを身につけていない場合、やる気を引き出すことができず、オペレーターの離職やコールセンターの稼働率低下などにつながる可能性があります。

セゾンパーソナルプラスの研修では、コールセンターにおけるコーチングの目的や心構え、実施手順などを学習します。またワークを通じて、コーチングスキルを実践的な形で身につけることを目指します。

コールセンターコーチング指導の計画立案によくある課題とアプローチ

「コールセンターコーチング指導研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。

  • コールセンターで実施するコーチング指導の目的や指導者の心構えを認識させたい
  • モニタリングコーチング指導の適切な流れやポイントについて理解させたい
  • 対象者の気付きを引き出し、自発的な行動を促すスキルを習得させたい

コールセンターで実施するコーチング指導の目的や指導者の心構えを認識させたい

オペレーターが自分自身で課題に気付き、成長できる土壌を作るためには、トレーナーに対してコーチング指導の目的や指導者の心構えを認識させることが課題となります。

トレーナーがコーチングの目的や支援方法を誤るとオペレーターの自発的な成長機会を喪失し、電話応対品質は向上するどころか、かえって低下を招くことになります。電話応対のスキルアップは、オペレーター自身が改善点を見つけてブラッシュアップしていくことが求められるため、各オペレーターに対してコーチングによる気付きの促しが重要です。

セゾンパーソナルプラスの研修では、コールセンターでコーチングを活用すべき場面を想定しながら、コーチングの目的や指導者の心構えについて学びます。また一方的に教える「ティーチング」と相手の気付きを引き出す「コーチング」の違いについて理解し、コールセンターでの活用シーンを例に学習することで実践的なスキルを身につけます。

スキルを養う研修プログラム例

  • コーチングの目的、コーチングとティーチングの違いなどについて学ぶ

モニタリングコーチング指導の適切な流れやポイントについて理解させたい

モニタリングを活用してオペレーターの応対スキル向上を図るためには、モニタリングコーチング指導の適切な流れやポイントについて理解することも重要です。

コールセンターでコーチングを用いる具体的な場面としては、電話応対の録音モニタリングを行った後に、オペレーターと応対音源を聞きながら指導を行う「モニタリングコーチング」があります。モニタリングコーチングでは一方的に改善点を伝えるのではなく、オペレーター自身の振り返りを通じて気付きを促し、具体的な改善策をオペレーター自身から引き出します。

効果的にコーチングを実施するには、フィードバックすべきポイントの洗い出しや優先順位を決めるなどの事前準備が欠かせません。さらに、対象者であるオペレーターが安心して話せるような環境の確保、アイスブレイク、実践につなげるための目標設定など、コーチングの基本の流れを踏まえることも必要です。

セゾンパーソナルプラスの研修では、モニタリングコーチングの事前準備や準備のポイントを学習します。さらに、モニタリングコーチングの一連の流れについて理解を深め、モニタリングを通してオペレーターが自身で電話応対のクセや課題に気付き、改善に取り組ませるための指導スキルを身につけます。

スキルを養う研修プログラム例

  • 応対音源を使ったフィードバックポイントの洗い出しなどの事前準備について学ぶ
  • モニタリングコーチングに必要な環境設定やアイスブレイク、終了時の目標設定などの手順を学ぶ

対象者の気付きを引き出し、自発的な行動を促すスキルを習得させたい

トレーナーが現場で適切なコーチング指導を実践するためには、対象者の気付きを引き出し、自発的な行動を促すスキルを習得することが課題となります。

コーチングスキルは対話の中で活用される指導方法であるため、実施手順やポイントを学んだだけ、理解しただけでは実際に使いこなすことはできません。

コーチングスキルについて学習した内容を実務で実践するためには、コーチングスキルを実際に用いる訓練を行い、スキルの定着とブラッシュアップを図るプロセスを踏むことが重要です。

セゾンパーソナルプラスの研修では、モニタリングコーチングの手法について、実務に近い場面を想定して活用するロールプレイングを実施します。準備や流れ、コーチングなどを訓練することで、自社のコールセンターのオペレーターに対して実践できるようにスキルの習得を図ります。

スキルを養う研修プログラム例

  • ロールプレイングを通じて、コーチングスキル習得を図る

研修についての
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無料です

お問い合わせ

コールセンターコーチング指導研修の基本カリキュラム

ご要望や課題、受講対象者、ご予算によって、お客様に合った研修プログラムをオーダーメイドでご提案いたします。

オリエンテーション
  • 自己紹介
  • 研修の目的と進め方

講師や受講者同士で自己紹介を行います。 研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を確認します。

コールセンターのコーチング指導とは
  • コーチングの目的
  • コーチングとティーチングの違い

コールセンターで実施するコーチング指導の実施目的について学習します。 また指導における「ティーチング」と「コーチング」の違いを確認し、コーチングがある程度業務に精通している人を対象とすることや、一方的に伝えるのではないということを理解します。

モニタリングコーチングの事前準備
  • 応対音源の確認
  • フィードバックポイントの洗い出し

モニタリングコーチングを実施する上で、電話応対音源を事前に確認し、フィードバックすべきポイントを洗い出し、優先順位を決めておく必要があることなどを理解します。

コーチング指導の望ましい流れ
  • 環境設定
  • 承認
  • 一緒に応対を聴く
  • 質問による気づきの促し
  • 目標設定

実際のモニタリングコーチングの場面における望ましい手順を理解します。 コーチング指導しやすい環境設定や、対象者の緊張をほぐすアイスブレイク、終了時の目標設定など、手順ごとのポイントについて理解を深めます。

モニタリングコーチング実践演習
  • ロールプレイングを通じ、スキル習得を図る

手順に従いコーチング指導を行うロールプレイングを通じ、スキル習得を図ります。

まとめ
  • 学習内容のまとめ
  • 質疑応答

学習内容を振り返り、質疑応答を行います。 学習内容を今後どのように活用するかを考えて発表し、実践に向けた動機づけを図ります。

コールセンターコーチング指導研修のその他カリキュラム

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研修実施までの流れ

1.お問い合わせ

人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

  • 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
  • すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
  • 【問い合わせ先】
    お問い合わせフォームはこちら
    メールでのお問い合わせ:hr-info@saison-psp.co.jp
    お電話でのお問い合わせ:東京オフィス:03-5992-1186/大阪オフィス:06-7660-2171
    受付時間:平日 10:00~17:00

メール応対アセスメント実施までの流れ

2.ご相談・お打ち合わせ

当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。

  • 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
  • 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
  • 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します

3.研修プランのご提案

お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。

  • ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
  • 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
  • ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます

4.研修の準備

研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。

  • 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
  • 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
  • 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります

5.研修実施

貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。

  • 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
  • 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します

6.研修終了後のフォロー

研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。

  • 研修報告書(研修結果、改善点、講師からの所感、など)を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
  • 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します

よくある質問

セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか?

「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。

研修の費用はいくらですか?

基本料金:1日あたり238,000円(税抜)~
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます(問い合わせフォームよりご相談ください)
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません

1日ではなく短時間で実施することはできますか?

はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。

最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか?

通常は1~2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。

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