コールセンター部下育成研修
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コールセンター部下育成研修とは
「コールセンター部下育成研修」とは、スーパーバイザーやマネージャー、チームマネジメントに携わる方などを対象として、コールセンターにおける部下の効果的な育成方法を習得する研修です。
コールセンターにおける管理職者の業務は、日々の目標管理や人員配置、チームの問題発見・解決、オペレーター指導など多岐にわたります。どんなにタイムマネジメントをうまく取り入れても、管理者一人では広範かつ膨大な量の業務を精度高く、業務時間内に完結させることは難しいでしょう。
そのため、スーパーバイザーのスキルの一環として、組織の成長を促すために自らの後進を育て上げる「部下育成」の重要性が増しています。自身の業務負担を減らしつつ、部下の育成につなげることを目的とします。部下育成の有効な手段となるのが「権限を与えて責任感や自主性を育てる」エンパワーメントです。エンパワーメントが効果的に実行できると、部下の成長を自主的に促し、自身の重要な業務にも集中することができます。
セゾンパーソナルプラスの研修では、部下育成の重要性を認識するとともに、エンパワーメントの定義や具体的な実施方法や注意点への理解を深めます。さらに、ワークを通じてエンパワーメントの実践力を身につけ、現場で活用できるようになることを目指します。
コールセンター部下育成の計画立案によくある課題とアプローチ
「コールセンター応対者育成の計画立案研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。
- 部下育成の目的や現代社会における重要性について理解させたい
- 部下育成の手段として「エンパワーメント」について理解させたい
- 効果的な部下育成を行うための戦略を構築させたい
部下育成の目的や現代社会における重要性について理解させたい
部下育成により組織を成長させるためには、部下育成の目的や現代社会における重要性を理解することが課題となります。
コールセンターの管理者の業務は多岐にわたり、どれも簡単な仕事ではない分、管理者だけで抱え込み、多忙で手が回らない状態に陥りがちです。しかし、そういった組織では、部下が新たな業務に挑戦できない、モチベーションが下がるといった問題が起こり、結果的に組織の成長を阻害します。また変化の激しい現代では環境に応じて柔軟に素早く対応していく必要がありますが、管理者の業務過多がボトルネックとなり、意思決定が遅れたり、精度が低くなったりします。
こういった問題を解消するためには、管理者がコールセンターにおける部下育成の意義や必要性を理解し、働き方や仕事の割り振りを見直す動機付けを図る必要があります。
セゾンパーソナルプラスの研修では、部下育成が現代において特に求められる背景や、実施する目的を学習します。また組織の成長において後進を育成する必要性についても学び、管理者が後進育成に取り組むための動機付けを図ります。
スキルを養う研修プログラム例
- 部下育成とは
- 部下育成の概要や必要性を学ぶ
- 後進を育てる意義や必要性を理解する
部下育成の手段として「エンパワーメント」について理解させたい
部下に割り振った仕事を無事に完了させるためには、部下育成の有効な手段としての「エンパワーメント」について理解することも重要です。
エンパワーメントによる部下育成は、事前の計画・準備と適切なサポートができなければ失敗に終わります。知識・スキルや経験が乏しい部下が、管理者から任された業務を完璧にやり遂げることは難しいでしょう。そのため、マニュアルを整備したり、トレーニングを実施したりと、事前の準備が不可欠です。また過度の期待も禁物です。任せた業務について定期的なフィードバックを行うことも求められます。
このようにエンパワーメントを部下育成につなげるためには、適切に実施するための手法や注意点などを管理者が理解しておく必要があります。
セゾンパーソナルプラスの研修では、エンパワーメントについての基礎知識や、現場で実行する際に押さえておくべき具体的な手法や注意点を学習します。さらに、架空のケースを想定して部下に対して指示・指導する内容を考えるワークや、それを実践するロールプレイングに取り組むことで、基礎力・実践力を養います。
スキルを養う研修プログラム例
- エンパワーメントとは
- エンパワーメントの定義を理解する
- エンパワーメントの効果や具体的な手法、実施の際の注意点を学ぶ
- 【ワーク】エンパワーメント
- 架空のケースを想定したエンパワーメントに関するワークを行う
- ロールプレイングを通じて、基礎力の向上を図る
効果的な部下育成を行うための戦略を構築させたい
部下育成の戦略を立てるスキルを伸ばすためには、ワークを通じて具体的に戦略立案に取り組む経験を積むことが課題となります。
一般的な人材育成と同様にコールセンターの管理者が部下を育成するときも、計画性がなく場当たり的に仕事を振ったり、指導したりといった進め方では部下の成長や管理者自身の業務負担軽減にはつながりません。一方で、部下の育成計画や戦略を立てることは容易ではなく、とりあえず計画・戦略を立てたとしても実現性が低い、目標としているレベルまで育っていない、といった問題が起こりがちです。
現場の状況に即した育成戦略を立てられるようになるためには、エンパワーメントや育成戦略構築の実施方法を理解した上で、学習内容をもとに実際に取り組み、実践力を養うことが大切です。
セゾンパーソナルプラスの研修では、部下育成の戦略を構築するためのワークに取り組みます。具体的には「どのような業務を指示するか」「それを誰に担当させるか」「どのように伝えるか」という3つの視点でロールプレイングを行い、実践力を身に付けます。
スキルを養う研修プログラム例
- 【ワーク】部下育成戦略の構築
- 業務を適切に洗い出し、「何を」「誰に」「どのように」伝えるのかを考える力を養う
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
コールセンター部下育成研修の基本カリキュラム
- オリエンテーション
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- 自己紹介
- 研修の目的や進め方
講師や受講者同士で自己紹介を行います。 研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を確認します。
- 部下育成とは
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- コールセンターにおける部下育成とは
- 部下を育成する必要性
- 自らの後進を育てる
コールセンターにおける部下育成とは何か、管理者が部下をなぜ育成しないとならないのかを理解します。 さらに、単に指示や指導を行うだけでなく、自らの後進として育て上げることが必要であることを理解します。
- エンパワーメントとは
-
- エンパワーメントの定義
- エンパワーメントの具体的手法
部下育成の有効な手法である「エンパワーメント」について理解します。 エンパワーメントの効果や具体的な手法、エンパワーメントを行う際の注意点について理解を深めます。
- 【ワーク】エンパワーメント
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- ①どのような業務を指示するか
- ②どのように伝えるか
架空のケースを想定したエンパワーメントに関するワークを行います。 自身がそのケースの主人公(管理職)ならどうするかを考え、考えた内容を実際に口に出すロールプレイングワークを通じて、基礎の体得を図ります。
- 【ワーク】部下育成戦略の構築
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- 具体的な伝え方を考える
自身の業務を洗い出し、具体的に「何を」「誰に」「どのように」伝えるのかを考えます。
- まとめ
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- 学習内容のまとめ
- 質疑応答
学習内容を振り返り、質疑応答を行います。 学習内容を今後どのように活用するかを考えて発表し、実践に向けた動機づけを図ります。
キャリア研修のその他カリキュラム
<初級>指導力強化研修 【STEP②】
指導に苦慮するオペレーターへの対応と自身のメンタルマネジメント
タイプ別コミュニケーション研修
管理職としてのコミュニケーション基礎研修
<初級>基礎スキル習得研修【 STEP②】
<初級>基礎スキル習得研修【STEP①】
<中級>運営マネジメント(基礎)研修【 STEP②】
<中級>運営マネジメント(基礎)研修【 STEP①】
CSマネージャー研修
Eメールモニタリング&指導スキル向上研修
フォローアップ研修
対人関係スタイル研修
基礎知識研修 <3-3 人材マネジメントの理解>
業務とヒトの管理研修(7h/2日間)
職場活性化研修
指導に苦慮する部下への対応と自身のメンタルマネジメント
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
研修実施までの流れ

1.お問い合わせ
人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
- ポイント
- 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
- すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
【問い合わせ先】
お問い合わせフォームはこちら
メールでのお問い合わせ:hr-info@saison-psp.co.jp
お電話でのお問い合わせ:東京オフィス:03-5992-1186/大阪オフィス:06-7660-2171
受付時間:平日 10:00~17:00

2.ご相談・お打ち合わせ
当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。
- ポイント
- 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
- 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
- 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します

3.研修プランのご提案
お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。
- ポイント
- ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
- 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
- ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます

4.研修の準備
研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。
- ポイント
- 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
- 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
- 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります

5.研修実施
貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。
- ポイント
- 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
- 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します

6.研修終了後のフォロー
研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。
- ポイント
- 研修報告書(研修結果、改善点、講師からの所感、など)を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
- 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します
よくある質問
セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか?
「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。
研修の費用はいくらですか?
基本料金:1日あたり238,000円(税抜)~
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます(問い合わせフォームよりご相談ください)
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません
1日ではなく短時間で実施することはできますか?
はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。
最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか?
通常は1~2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。