コールセンター業務改善研修
CALLCENTER IMPROVEMENT TRANING
コールセンター業務改善研修とは
「コールセンター業務改善研修」とは、コールセンターで起こるさまざまな問題に対処して、より良い業務プロセスや環境を構築するための手法を学習する研修です。コールセンターのスーパーバイザーやマネージャーなど、チームマネジメント職の方々を対象としています。
業務改善とは、組織の生産性を低下させるさまざまな要素を特定し、その改善に取り組んでいくことです。一般的には、組織内で同じ情報を複数回入力しているような重複業務や、必要以上の承認フローをシンプルにするなどして、工数を削減したり、新たなツールを導入して、業務の効率化を図ったりするなどが行われます。
コールセンター業界はIT技術の進歩やグローバル化の進展、企業間競争の激化などにより、より少ないコストで生産性を向上することが求められています。さらに人手不足で必要な人員が集まらないといった業界全体の課題も、業務改善による生産性向上ニーズをますます高めていると言えるでしょう。
セゾンパーソナルプラスの研修では、コールセンターにおける業務改善の必要性を理解した上で、対処の基本プロセスや発生しやすい課題における改善策の具体例を学習します。さらに、ケースワークを通じて取り組むべき課題の優先順位のつけ方や対処法などを考え、実践的な業務改善力を身につけます。
コールセンター業務改善の計画立案によくある課題とアプローチ
「コールセンター業務改善研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織のみなさまにおすすめの研修です。
- コールセンターにおける業務改善の必要性を理解させたい
- コールセンターで発生する問題や対処法についての知識を身につけさせたい
- 現場での業務改善の実践につながる力を習得させたい
コールセンターにおける業務改善の必要性を理解させたい
コールセンターを安定的に運営するためには、業務改善の必要性を理解することが課題となります。
今日ビジネス環境は急激に変化しており、業務改善は変化に対応するための重要な手段の一つです。業務改善が疎かになると、変化するニーズに対応できず顧客からの信頼を失う、生産性の低下が止まらない、オペレーターの離職が増えるなど、コールセンター運営に深刻な影響が及びます。
セゾンパーソナルプラスの研修では、まずはコールセンターに業務改善が求められる理由や背景について理解を深めます。さらに、業務改善を進める際の基本的なプロセスである「DMAIC(定義・測定・分析・改善・管理)」について学び、業務改善の進め方を体系的に理解します。
スキルを養う研修プログラム例
- コールセンターにおける業務改善
- 業務改善の目的や意義、必要性について学ぶ
- 業務改善の基本ステップである「DMAIC」について理解する
コールセンターで発生する問題やその対処法についての知識を身につけさせたい
業務改善によって生産性を高めるためには、コールセンターで発生しやすい業務上の問題やその対処法についての知識を身につけることが重要です。
コールセンターでは、クレームやエスカレーション、人手不足や人員過剰、離職など、どのコールセンターでも起こりやすい問題が存在します。これらの問題に対して予防策や対処を講じられていないと、コールセンター全体の生産性が下がるほか、正常に運用することもままなりません。
反対に、コールセンターでよく起こる問題やその対処法を予め理解することができれば、リソースやコスト、目指している目標などの状況を鑑みて、最善の策を取ることができます。
セゾンパーソナルプラスの研修では、コールセンターで発生しやすい問題のうち、特に生産性を大きく下げる要因を取り上げ、改善策を共に考えます。さらに、自社の課題や状況についてチームで話し合い意見交換することで、業務改善のヒントを探りつつ、実施すべき業務改善を適切に実行するスキルを習得します。
スキルを養う研修プログラム例
- コールセンター業務上でよくある問題
- クレームの頻発や離職率が高いなど生産性を下げる要因を取り上げ、改善策について考える
- 自社の課題などについてチームで共有し、業務改善のヒントを探る
現場での業務改善の実践につながる力を習得させたい
実際に改善すべき問題を見極め、適切に対処するためには、業務改善の実践力を身につけることも課題となります。
業務改善の対象となる問題は、その原因がコールセンターごとに異なるため、業務改善の知識を身につけるだけでは適切に対処することができません。例えば、扱う商材や顧客、人員のスキルのレベルなどは現場ごとに異なり、それぞれが複雑に絡みあっています。そのため、業務改善として問題に取り組む際は、個別の事象に対して理論をベースとして状況に即した対応が求められます。
このような実践的なスキルを身につけるためには、実際に対策すべきコールセンターの問題を特定し、その問題に対する業務改善策を立案する訓練が必要です。
セゾンパーソナルプラスの研修では、コールセンターのケースワークを通じて優先的な課題の見極めや対処の計画立案に取り組みます。これらのワークを通じて、自社のコールセンターにおける業務改善の実践力強化につなげます。
スキルを養う研修プログラム例
- 業務改善ケースワーク
- ケースワークを通じて、優先的な課題や対処法について考える
研修についての
ご相談・お見積もりは
無料です
コールセンター業務改善研修の基本カリキュラム
ご要望や課題、受講対象者、ご予算によって、お客様に合った研修プログラムをオーダーメイドでご提案いたします。
- オリエンテーション
-
- 自己紹介
- 研修の目的と進め方
講師や受講者同士で自己紹介を行います。 研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を確認します。
- コールセンターにおける業務改善
-
- 業務改善とは、業務改善の必要性
- 業務改善の考え方「DMAIC」
コールセンターにおける業務改善の目的・意義や実施する必要性を理解します。 業務改善の基本的なステップである「DMAIC(定義・測定・分析・改善・管理)」や、どのように業務改善を行っていくのが望ましいかを学習します。
- コールセンター業務上でよくある問題
-
- ①クレームやエスカレーションの頻発
- ②人員不足、人員過剰
- ③離職率が高い、人員が定着しない
コールセンターで起こるさまざまな問題の中から、生産性を大きく下げる要因とそのシーンを取り上げ、そのような事象が継続する場合の改善策を考えます。 講義内容に加え、自身の担当チームや部署での取り組みについての共有を受けることで、業務改善のヒントを得ます。
- 業務改善ケースワーク
-
- 実践力の強化
生産性を落としているコールセンターのケースワークを通じて、優先的に解決すべき問題やその対処法について考えることで、実践力の強化につなげます。
- まとめ
-
- 学習内容のまとめ
- 質疑応答
学習内容を振り返り、質疑応答を行います。 学習内容を今後どのように活用するかを考えて発表
コールセンター業務改善研修のその他カリキュラム
レポート作成研修
管理職のためのインバスケット講座
管理職のためのインバスケット講座
スクリプト作成研修<応対ツール作成 STEP②>
クレーム二次応対研修<エスカレーション対応編>
スクリプト作成研修<応対ツール作成 STEP①>
クレーム応対研修 【STEP①】
クレーム応対研修 【STEP②】
カスタマーハラスメント対応研修
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研修実施までの流れ

1.お問い合わせ
人材の育成に関するお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
- ポイント
- 研修プランのご提案までは無料でご利用いただけます
- すぐに実施する予定がない企業様にも、お悩み・お困りごとに役立つ情報のご案内が可能です
【問い合わせ先】
お問い合わせフォームはこちら
メールでのお問い合わせ:hr-info@saison-psp.co.jp
お電話でのお問い合わせ:東京オフィス:03-5992-1186/大阪オフィス:06-7660-2171
受付時間:平日 10:00~17:00

2.ご相談・お打ち合わせ
当社のコンサルタントが貴社のご担当者様に人材育成の課題解決に必要な情報をお伺いします。
- ポイント
- 研修時間や実施方法などのご要望があれば研修プランに柔軟に反映します
- 最適な研修プランを企画するため、貴社の経営理念や業種・業界環境、抱えている課題をお伺いします
- 貴社の状況をお伺いするコンサルタントが研修終了まで貴社のサポートを担当します

3.研修プランのご提案
お伺いした内容をもとに貴社の状況や課題に最適な研修プランをオーダーメードでご提案します。
- ポイント
- ご提案では、研修プランの詳細や費用、目標に適した効果測定手法、などをご説明します
- 課題解決や研修のゴールに対する中長期計画や学びの定着を促すフォローアップの施策もご説明します
- ご提案後にもご要望をお伺いして、研修内容をブラッシュアップしていきます

4.研修の準備
研修プランが確定しましたら、担当講師の手配や教材の作成などの各種準備を進めます。
- ポイント
- 準備期間は通常3カ月ほど頂戴していますが、ご要望によって短縮することも可能です
- 担当講師には、貴社の課題やその背景、研修に対するご要望などを綿密に共有しています
- 研修効果を高めるために、研修前に課題やアンケートへのご対応をお願いする場合があります

5.研修実施
貴社のご要望のタイミングに合わせて、研修を実施します。
- ポイント
- 研修開始後も、当社チームが研修を円滑に進行できるようサポートします
- 講義に加えて、ケーススタディ・ロールプレイングなどの演習形式で実践力の習得を促します

6.研修終了後のフォロー
研修で学んだ知識・技術が定着するように、研修終了後のフォローも実施しています。
- ポイント
- 研修報告書(研修結果、改善点、講師からの所感、など)を作成し、報告会を設けて振り返りを実施します
- 学習内容の定着と活用を目的として、受講者様の状況に応じた最適な手法をご提案します
よくある質問
セゾンパーソナルプラスの研修のいちばんの特長は何ですか?
「創業から30年以上の経験と2万件の導入実績」によって裏打ちされた、多種多様な課題への解決力です。 さまざまなお客様へのご支援を通じて蓄積したノウハウをもとに最適なソリューションをご提案します。
研修の費用はいくらですか?
基本料金:1日あたり238,000円(税抜)~
・費用内でデモ研修を受講いただけます
・ご予算に合わせてプログラムを設計することもできます(問い合わせフォームよりご相談ください)
※カリキュラム内容や講師の拘束時間によって価格は変動します
※研修で使うテキスト費や基本カリキュラムからのカスタマイズ費は含まれません
1日ではなく短時間で実施することはできますか?
はい、可能です。ご希望のお時間に合わせて研修プログラムを設計することができますので、お問い合わせ時やヒアリング時に貴社のご要望をお聞かせください。
最短でどのくらいの日数で実施が可能ですか?
通常は1~2カ月を頂戴しています。
※お申込みいただいてから企業様ごとに研修企画を設計するため
受講日のご要望がある場合は、できる限り調整することも可能です。お問い合わせの時点、または当社からのヒアリングの時点でお知らせくださいませ。